LGBTは職場でカミングアウトすべき?勢いでカミングアウトしたゲイの末路
Wokandapix / Pixabay
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これはゲイの僕が、勢いで職場でカミングアウトをした時の人生経験を記事にしたものです。

 

  • 職場でカミングアウトすることを考えているLGBTの方
  • LGBTが職場でカミングアウトしたらどうなるか事前に知りたい

 

このような人に、この記事を読んでいただきたいです。

 

特に、今が辛くて職場でカミングアウトを考えているLGBTの方には、とても参考になると思います。

 

  • LGBT当事者であることを、職場でカミングアウトすべきか悩んでいる
  • 将来、良い職場に出会えたらカミングアウトしたいと考えている

 

と悩んでいるLGBTの方に役立つはずです。

 

LGBTをカミングアウトしたら本当に自分らしく働けるのか、後悔しないために一度冷静に考えるきっかけになればと思います。

 

この人生経験から得られる学びや気付き
  •  カミングアウトする相手は信頼関係、性格を見極めることも大事
  •  LGBTを受け入れられなかった場合は退職のリスクもある
  •  LGBTを受け入れられれば、ありのままの自分でいられる

 

この記事を書いた人

AQUA
普段はベンチャーIT企業でWEBマーケティングの仕事をしています。
LIFE EAT'Sライター。
LGBTQ・転職をメインに書いています。
⇩ブログ等のリンクは記事の下にあります⇩

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自分がLGBTだと隠し続けた僕が、職場でカミングアウトした話

ゲイがバレないように、職場の方とは常に距離を取って接していました。

 

そんな僕があることをきっかけに、勢いで職場でLGBTだとカミングアウトした話です。

転職を機に職場環境がガラリと変わる

飲食業からweb業界に転職。

 

飲食業の頃は店舗配属のため、正社員のみが集まって飲みに行くという機会がほとんどありませんでした。

 

ですが、現職のweb業界に来て環境が一新。

 

飲み会の頻度も多く、少人数制の会社なので仕事中もプライベートのことを聞かれることが多くなりました。

 

飲み会も断れれば良かったのですが、社長開催の飲み会は強制参加という暗黙のルールがあり、避けることができませんでした。

 

この時の僕は、とにかく不安でいっぱいでした。

 

  • 職場の飲み会ってどんなことを話すんだろう
  • プライベートのことを聞かれたら何て乗り切れば良いだろう

 

AQUA
飲み会に参加するの憂鬱だなぁ…

 

まだ何か起こったわけでもないのに、飲み会のことを考えると足取りが重くなると共に嫌な予感がしていました。

飲み会でプライベートのことを根掘り葉掘り聞かれる

2週間に1回や多くて週1ペースであるイベントや飲み会。

 

飲み会では仕事関連の話は少しだけで、ほとんどはプライベートのことを聞かれることが多くありました。

 

僕は入社したばかりだったので、とにかく質問責めに合いました。

 

先輩A
彼女はいるの?結婚は考えてないの?

 

先輩B
いつも女をどうやって落としてるの?

 

職場の飲み会で定番の質問ですが、嘘をつかなくてはならないLGBTには辛い質問でもあります。

こうなって来ると、自分がLGBTだとバレないか警戒してしまい参加することが嫌になってきます。

 

きっと質問している先輩方には悪意はないのかもしれません。

 

ですが、質問される度にゲイとバレないかハラハラしている自分がいました。

 

先輩B
本当はゲイなんじゃないの?
このセリフを言われるとドキッ!とするのと同時に、LGBTとバレるのも時間の問題ではないかと感じていました。

辛さから逃れるためにLGBTをカミングアウト!

飲み会や社内イベントの度に質問責めに合うことに嫌気がさしていました。

 

そして、いつかゲイとバレるのでは?と考えると、会社に行くことが嫌になっていました。

 

でも、まだ入社して3ヵ月の試用期間中。

 

転職も繰り返していたので、何が何でも続けなきゃ!その一心で出社していました。

 

でも、もし耐えられなくなったらLGBTとカミングアウトしよう!と、安易ですが覚悟は決めていました。

 

そしてそれは覚悟を決めた、その日の飲み会で訪れました。

 

先輩B
AQUAくんって本当はゲイなんでしょ?今日はガチで聞きたい!

 

もう限界でした。

 

また短期離職が増える、この職場には居られないなと正直思いました。

 

そして、社長・全社員・全パートさんがいる前で、仕事を失う覚悟でLGBT当事者とカミングアウトを決意しました。

 

とにかく、この質問責めの苦しみから逃げたかった。

 

AQUA
皆さんが言う通り、僕はゲイです。

 

とにかく、手と唇がとにかく震えていましたが「職場では仕事第一で考えていること」など、LGBTの自分が差別されないように想いを伝えました。

 

社長
同じ職場の仲間として、一緒に働いていきたいよ!
ただ俺のことは狙わないでね。

 

最後の言葉に引っ掛かりはあるものの、辞めないで済みそうなことに安心はしました。

 

LGBTを受け入れてくれた人もいれば、嫌悪感を出している人もいました。

 

でも、LGBTを少しでも受け入れてくれる人がいるなら、仕事で成果を出して恩を返そうと決意した瞬間でもありました。

カミングアウトしたことでゲイを隠さなくて良くなった

LGBTをカミングアウトしてからは、異性に対しての質問責めはなくなりました。

 

そして、ゲイの自分を隠さなくて済むようになったので、少しだけ気持ち良く働けるようにはなりました。

 

ですが、中には「俺のことは狙わないでね」とか「興味本位でLGBTの世界のことをヅカヅカ聞いてくる人」もいます。

 

結果的にはゲイを隠さずに働けることは良いことになりました。

 

ですが、それと同じくらいに嫌なこと・不快に思うこともあるとカミングアウトして気づきました。

 

僕の場合は、とにかく質問の苦しみから逃げたくて勢いでLGBTとカミングアウトしました。

 

そのため、後先考えなかった部分と言葉足らずだった部分がマイナスの結果として出てしまったと感じています。

 

職場の人と信頼関係をしっかり構築していたり、後先考えてからLGBTをカミングアウトするなら良い方向にいく可能性が高いと感じました。

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LGBT当事者とカミングアウトして学んだ3つのこと

僕は前述の経験を通して3つのことを学びました。

  •  カミングアウトする相手は信頼関係、性格を見極めることも大事
  •  LGBTを受け入れられなかった場合は退職のリスクもある
  •  LGBTを受け入れられれば、ありのままの自分でいられる

 

なぜそう思ったのか、1つずつまとめていきます。

カミングアウトする相手は信頼関係、性格を見極めることも大事

自分がLGBTだとカミングアウトしたら、受け入れてくれる人もいれば、受け入れてくれない人もいます。

 

僕がゲイとカミングアウトして嫌悪感を示した人は、日頃からコミュニケーションをあまり取っておらず、信頼関係が気付けていない人がほとんどでした。

 

お互いのことを良く知らないのに、いきなり距離を詰められたことを言われても困りますし混乱の原因になります。

 

なので、LGBTだとカミングアウトする時は、一気に全員にするのではなく、信頼できる人から徐々にしていった方が良いと感じました。

 

また、特殊な例もあり受け入れてくれた人の中にも、間違えた解釈をしてしまう方もいます。

 

上司A
○○社の人にAQUAがゲイって伝えたから!
その方が話しやすいでしょ?(笑)

 

と直接上司から言われ、本人に悪気はなく良かれと思ってやったそうです。

 

正直僕はそんなことまで求めていなかったのですが、LGBTとカミングアウトしたのは自分なので何も言えませんでした。

 

自分がLGBTとカミングアウトするしないは自由に選べます。

 

ですが、どんな形であれカミングアウトすることを決めたのは自分なので自己責任になることは必須です。

 

辛い自己責任にならないように、LGBTをカミングアウトする相手を決めたら信頼関係・性格を把握した上で行動した方が良いと思いました。

 

LGBTを受け入れられなかった場合は退職のリスクもある

僕の場合、たまたまLGBTを受け入れてくれる人が多く今も在職できています。

 

ですが、もし全員にLGBTであることを嫌悪をされていたら、きっと退職するしか道はなかったと今では思います。

 

僕がLGBTとカミングアウトした時に嫌悪感を示していた人は、対応が素っ気なくなったり「俺のこと本当に狙わないでね」って言ってくる人もいました。

 

冗談だったのかもしれないし、どうやって接すれば良いのかわからなかった可能性もあります。

 

でもきっとこれが毎日全員から続いたら、仕事と割り切っていてもいることが辛くなって退職することを選んでいたと思います。

 

そのため、LGBTをカミングアウトして受け入れられなかった場合は、イジメに発展する前に退職という逃げ道も用意しておくことも必要だと感じました。

 

LGBTを受け入れられれば、職場でもありのままの自分でいられる

LGBTを受け入れられたことで、嫌だった異性の恋愛質問がなくなったことが一番良かったです。

 

それに加えて、他にも良いことがありました。

 

  • LGBTがバレないように距離置いていた同期と距離が縮まった。
  • ちょっとした恋愛相談もできるようになって楽しいことが増えたことも事実です。

 

LGBTとカミングアウトしたことで警戒のラインがなくり、周りと進んでコミュニケーションが取れるようになりました。

 

そして、LGBTである自分を隠さずにいられるようになったことは大きかったです。

 

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まとめ

いかがでしたか?

僕が経験から得られた「学びと気づき」は下記3つです。

 

  • カミングアウトする相手は信頼関係、性格を見極めることも大事
  • LGBTを受け入れられなかった場合は退職のリスクもある
  • LGBTを受け入れられれば、職場でもありのままの自分でいられる

 

LGBTQが受け入れてもらえる世の中になってきてはいるものの、まだまだ職場では慎重に行動しなくはならないのは事実です。

 

職場で自分がLGBTだとカミングアウトを考えている場合は、勢いで行動するのはリスクが大きいです。

 

相手との信頼関係や性格をはじめ、後先を考えた上で慎重に行動してみましょう。

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