
これは、営業は「ノウハウやコミュニケーション能力が高ければ、成績が良くなる訳ではない」という事に気付けた人生経験を記事にしたものです。
- コミュニケーション能力があれば業績が上がる
- ノウハウがあれば業績が上がる
と思っているのに、なかなか成績が伸びない営業の悩みを解決する役に立つはずです。
特に20代の若手の営業には、今後陥りやすい“口だけ営業”にならないような学びがあると思います。
・お客様の無茶を聞く営業が必ずしも良いわけではない
・営業の時、誤魔化すことに慣れてはいけない
・営業は信頼を築く事が業績に直結する
まずは僕の人生経験から、ご紹介させて頂きます。
Contents
気付かぬうちに口だけ営業になってしまっていた失敗談
もともと人と話すのが得意な方でしたが、いつの間にか周りからは“口が上手い”や“口だけ”など良くないイメージになっていました。
人見知りだった学生時代
学生時代の僕は恥ずかしがり屋で、初対面の人と話すのが苦手なタイプだった為、仲の良い友達とだけ仲良く遊ぶ日々を送っていました。
しかし、大学まで進学しサークルに所属していた私に、ある転機が訪れます。
2年生の時、先輩の推薦でサークル長に任命されたのです。
この時に、みんなをどう楽しませてこの環境を盛り上げていけばいいか?ということを考えさせられました。
僕にとっての営業の始まりだったのかもしれませんね。
- どうしたら相手に楽しんでもらえるか?
- どんなことをしたら喜んでもらえるのか?
こんなことを毎日考えるようになり、サークル中は自分の時間が空いてる時は色んな人に声をかけるようしていました。
私がこの時意識していたのは、どんな時もテンションをあげて明るく元気に話すことでした。
この行動のおかげで、徐々に人見知りも克服してきます。
“営業”という仕事を選択する
大学時代の経験で、私は人と話すのが得意な方だと感じ、営業の道に進むことにしました。
最初はお客様との信頼関係を築くことは大変でしたが、持ち前の明るさと元気でなんとか結果も残せるようになってきました。
この時、私はある勘違いをするようになってきます。
自分の過ちです...それから僕はお客さんに対して適当な回答や、自分のミスを誤魔化すようになってしまいます。
ただ口が上手いだけの営業へ転落
ある程度結果も残せるようになった僕は、“適当に仕事をこなす癖”がついていました。
お客様からの問い合わせに対して、
- やります!と返事したことを忘れてやらない
- たぶん、おそらく、など不明確な返事をする
- 自分のミスをごまかす
など、本当に最低な仕事をしていました。
そんな適当な人間を信頼できるはずもありません。
どんどんお客様や周りからは悪い評判が広がってしまいます。
自分の言動と行動を一致させ信頼回復に成功
営業の成績も伸び悩んだ私は、結果の原因を考え、改めて自分の行動を見直し“信頼をつくるための行動”をしていきます。
自分が犯した最大の過ちは“自分が発言したことに責任を持ってない”ことでした。
それに気付けた私は、自分の発言や言動に責任を持つことを意識して行動するようになります。
- 約束したことは必ず守る
- たぶん、おそらくのような不明確な発言をしない
- できないことははっきり断り、自分ができる最大限のことをする
この行動を徹底的に行い、周りからの信頼は徐々に回復!
そこから私は営業トップへの階段を登り始めることができたのです。
信頼を取り戻す行動をすることで気づいた3つの学び
では、前述した僕の人生経験から得た“学びや気付き”をお伝えしていきます。
- 言動と行動の一致が信頼に繋がる
- 信頼の積み重ねが結果として売上に繋がる
- 信頼こそが営業として一番大切なもの
それでは、ひとつひとつ解説していきます。
言動と行動の一致が信頼に繋がる
あなたは今、約束したことを必ず守っていますか?
自分の日常の会話、やりとりを思い出してください。
自分との約束、周りの人とした約束を守れなくても仕方ないと思い、約束を破ることやごまかすことが当たり前になっていませんか?
この癖が付いてしまっている人がすごく多く感じます...僕もその一人でした。
その行動こそ“信頼を失う最大の原因”です。
仕事に関わらず、約束を守ることって当たり前のことだし簡単な事だと思いませんか?
ですが、これが出来てない人が非常に多いです。
だからこそ、当たり前のことを誰よりも徹底してやることから始めてみましょう。
信頼の積み重ねが結果として売上に繋がる
あなたが大切にしてるものは“お金”ですか?“信頼”ですか?
営業として売上は大切です。
ですが、お金のために仕事をしてしまうと、より金額が高い仕事やお金に動こうとしてしまいます。
その結果、“人がお金に見える”という言葉が出てしまうのです。
では、
- 仕事が集まってくる人とはどんな人でしょうか?
- 大切な人に紹介したいと思う人はどんな人でしょうか?
ならまずは、「信頼できる人物像」を想像し、そのようになれるよう努力することが大切です。
その結果、人が集まり、仕事がどんどん集まり、最終的に売上に繋がります。
信頼こそが営業として一番大切なもの
ここまで何度も書いてきましたが、僕が営業として一番大切にしていることが“人との信頼”です。
信頼があるからこそ安心して仕事ができ、安心して仕事をお願いすることができる。
信頼できる人からさらに信頼できる人が繋がり、どんどんの自分の可能性が広がっていきます。
だからまず、“信頼を築く行動”をしてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ぼくの人生経験から得られる“学びや気付き”は以下の3つです。
- 言動と行動の一致が信頼に繋がる
- 信頼の積み重ねが結果として売上に繋がる
- 信頼こそが営業として一番大切なもの
“営業として本当に大切なものは何なのか?”
そう悩んでる人は、さらに素敵な営業になるために、ぼくの人生経験から得た学びや気づきを参考にしてみてください。