
これは、25歳で転職を経験したぼくが、転職先に理想を求めた結果絶望してしまった経験を記事にしたものです。
現在はフリーランスとして活動しているぼくですが、サラリーマン時代には数社の会社を転職しました。
初めての転職は、社会人3年目の25歳の頃です。
- 25歳にして初めての転職を考えている
- 今より環境の良い職場に転職したい
この記事は、上記のように考えている「転職希望の25歳頃」の人のために書いています。
25歳ぐらいになると、社会の仕組みもなんとなく分かり、より良い環境に転職してステップアップしたいと考えることでしょう。
そのように考えている25歳頃の転職希望の人は、ぼくの失敗経験を参考にしてみて転職活動を行ってください。
ぼくの25歳での転職の失敗談は、
- 働きたい分野の仕事があるけれど、転職が成功するか不安
- 今の仕事を辞めたいけれど、25歳での転職ってどうなの?
と考えている転職希望者の役に立つと思います。
理想の仕事や憧れている職業に転職したいと思うのは良いことですが、一度冷静になることで分かることもあります。
うーん転職とか考えた方がいいのかな
でも錆びつきかけた資格と基本的なIT知識と誰かが構築した環境下での開発経験だけで未経験25歳で元うつ病にも優しくしてくれる最初から手取り20万↑の残業少なめの会社……うーん高望みか?でも休職して時間だけはあるのは今しか無いし……
— 休職マン (@hyakushikichan) July 29, 2019
25歳頃で転職を考えている人は、ぼくの失敗経験を少しだけ頭に入れることで、転職で失敗しないための学びを得ることができると思います。
- 転職先が好きな業界でも、好きな仕事内容とは限らない
- やりがい?お金?時間?何を求めて転職するのか明確にする
- 転職は、現職を辞めることがスタートではない
まずは、ぼくが25歳で転職を失敗してしまった経験談からご紹介していきます。
この記事を書いた人

Contents
より良い環境を求めて転職したら失敗してしまった体験談
ぼくは25歳の頃、勤めていた会社を辞める決意をして、初めての転職活動を行いました。
25歳のときに初めての転職を決意
勤めていた会社への不満、給料の不満もありました。
そのため、転職をして「新たなことにチャレンジしたい」という気持ちで、転職活動をすることを決意しました。
さらに転職をするからには「自分がしっかり興味を持って取り組むことができる転職先」を目指します。
25歳のぼくは、好きな分野の会社に転職するべく、リサーチをし始めました。
真面目に転職活動をした結果、ぼくの趣味とも通じる会社への内定が決まり、めでたく転職できることに。
好きなジャンルの仕事に転職できたという喜びと、入社後すぐに実績を伸ばすことができたので、転職前の会社よりも生き生きと働けていたと思います。
この頃のぼくは、25歳で転職に成功できた自分に自信を持っていました。
今までの自分の趣味や興味があったことを生かすことができ、転職がうまくいったと感じていたからです。
- 25歳にして「好きな業界」に転職できた
- 25歳で初めての転職活動で成功できた
好きな業界にチャレンジ。忙殺される日々
自分が好きな業界に転職できたという喜びから、毎日必死になって働いていました。
しかし、現実と理想のギャップが大きくなっていきます。
好きな分野の仕事に転職できていたはずなのに、自分の考え通りに仕事を進められないジレンマを感じるようになりました。
会社の考えや仕組みが分かり出した、転職後1ヶ月頃のことだったと思います。
今考えれば、仕事なのでそんなことは当然のことかもしれません。
しかし当時のぼくは、自分が好きな分野の転職先だっただけに、会社に従うことが段々と苦痛になっていったのです。
25歳という若い年齢だったので、自分をセーブすることも難しかったです。
理想の環境には程遠いため仕事に身が入らない
転職したものの、入社後の勢いは、みるみるうちに無くなっていきました。
本来は「業界のために」頑張りたいと仕事に打ち込んでいたぼくですが「転職先の会社のために」働くことに嫌気が差していたのです。
- 転職先の会社では、ぼくの主張が間違っていると否定される
- 転職先では、会社の利益のためにぼくの考えとは違うことを強要される
仕事への向き合いかたも真剣ではなくなり、段々と仕事に身が入らなくなりました。
- 自分を押し殺して仕事をしたら良いのか?
- 転職先の言うことを聞いて、給料だけもらうように働けば良いのか?
このように自問自答する日々が続きます。
しかし、この時点で25歳の自分は、会社の言いなりになることはできないと思い始めていたのでしょう。
気がつけば、また転職を考え出す日々が訪れるようになりました。
3ヶ月で退職してしばらく休職する
その結果、転職後3ヶ月という短期間で退職してしまいました。
25歳で転職し、歳も変わらない25歳のうちにまた転職を決意することとなります。
しかし、実は転職先も見つかっていない状態だったので、しばらくニートとして過ごすことになったのです。
転職に成功し、理想の会社に入れたと思いきや、環境や考え方が理想とは真逆だったということです。
- 転職先が理想の会社と信じ込み、勢いで入社してしまった。
- 転職先では、会社のために働くことができなかった。
社会人として失格かもしれません。
いくら25歳で若かったとはいえ、軽率な転職だったかなと反省しています。
今思えば、もっと慎重に転職活動をすべきだったし、仕事は仕事と割り切るようにすべきだったと思っています。
転職に失敗した結果から学んだ3つのこと
上記のように、25歳で見事転職に失敗してしまったぼくですが、この経験から学んだことは多いです。
単純に仕事に対しての考え方もそうですし、転職のこと、生き方のことにも繋がる学びを得ることができました。
25歳で転職を経験し、学ぶことができたのはその後の人生に生かすことができています。
- 転職先が好きな業界でも、好きな仕事内容とは限らない
- やりがい?お金?時間?何を求めて転職するのか明確にする
- 転職は、現職を辞めることがスタートではない
25歳の転職で失敗した学びは、以上の3つです。
ひとつひとつ、ご紹介していきます。
転職先が好きな業界でも、好きな仕事内容とは限らない
25歳という若い年齢で転職をする、そのこと自体を否定するつもりはありません。
転職先で自分の理想を求めるのは良いことですが、理想の転職先に入ったからといって好きに働けるわけではないということを覚えておいてください。
25歳当時のぼくは、転職先の好きな業界に身を置くことが全ての始まりで、転職の正解だと思っていました。
でもそれは間違いということに、転職した後で気がつきます。
会社には会社の考え方があり、業務内容が自分の理想とは違うことは多々あります。
むしろ、25歳ぐらいの若い年代で、自分の好きなように働ける転職先は、ゼロに等しいでしょう。
転職先ではしっかり割り切って、転職先の会社の考えに従いながら、コツコツ頑張ることが大切です。
理想とする働き方を実現させるには、転職後に会社との信頼関係を築いたり、実績を積み重ねていくことが必要でしょう。
そのため、25歳で転職をして、焦ってやりたいことをやらないようにしてみてください。
25歳という若い年齢にも関わらず、転職をしてすぐに自分のやりたいように仕事ができると思っていたなんて、当時のぼくはかなり生意気だったと思います。
やりがい?お金?時間?何を求めて転職するのか明確にする
25歳当時のぼくは、転職先で「やりがい」「お金」「時間の余裕」の全てを求めていました。
しかし現実的に考えて、そんな仕事はありません。
ましてや転職をしてすぐの段階では、到底無理でしょう。
25歳で転職した失敗から学んだことは、転職で何を第一優先にした働き方をしたいのか考えるべき、ということです。
25歳と言えば、社会人としての仕組みも分かりつつも、まだ未熟なところもあることを理解して転職を考えてください。
自分が何を求めて転職をするのか、転職をする上で一番大切にしたいことは何か。
それを明確にして、転職活動を行うことが、転職を成功させるコツです。
まだ25歳なので、転職先に求めることをひとつに絞るのは難しいかもしれません。
でも、転職するときの考え方のひとつとして、目標を絞ることも考えてみてください。
転職は、現職を辞めることがスタートではない
25歳頃の年齢になると、仕事や会社への不満がだんだんと溜まり始める頃かと思います。
それが原因で、転職を考えることも多いでしょう。
25歳のぼくが実際そうだったのですが「転職は、仕事を辞めることが現状を良くするスタート」だと思わないようにしてください。
転職の目的は会社を辞めることではなく、より良い転職先に就職する、ということのはずです。
転職するために会社を辞めることは、誰にでもできます。
しかし、転職をして理想の会社で働くということは、なかなかみんなが出来ることではありません。
25歳でより良い転職先に移るためには、根気強く妥協のない転職活動を行うことが大切です。
まとめ
いあkがでしたか?
ぼくが25歳の頃に転職失敗した経験から得た学びは以下の3つです。
- 転職先が好きな業界でも、好きな仕事内容とは限らない
- やりがい?お金?時間?何を求めて転職するのか明確にする
- 転職は、現職を辞めることがスタートではない
「25歳で転職したいと悩んでいる」
そう考えている25歳頃の人は、ぜひぼくの失敗談を踏まえて転職活動を行ってみてください。