
これは、仕事の悩みを過剰なお酒で解消していた僕が、時間もお金も無駄にした人生経験を記事にしたものです。
- ついつい毎日お酒を飲んでしまう
- 休みの日は過剰に飲んで嫌なことを忘れたい
こう考えている社会人の方に向けて記事を書きます。
特に、特定の趣味がなくて、ストレス解消はお酒に頼りっきりな方に読んでいただきたいです。
僕のこの人生経験は
- 酔って忘れても、根本的な解決になっていないことは理解している
- 過剰なアルコールに頼る生活は送りたくない
と考えている方にとって、悩みを解決するのに役立ちます。
今、あなたがストレス解消目的で過剰にお酒を飲んでいるなら、断酒してお金と時間を無駄にしないための学びがあるはず。
- 深酒はそれ自体がストレスの原因となる
- 酔っても忘れても何も解決しないし、成長もしないことは自覚しているはず
- あまりにやめられないのなら、専門機関に相談すべき
それでは、僕の経験談からお話しします。
この記事を書いた人

毎週金曜日は過剰に飲んで酔いつぶれ、時間とお金を無駄にしていました
僕は新入社員の頃は寮で生活しており、毎週金曜日は同僚と飲み会を開いていました。
寮の誰かの部屋で飲み会をする生活を送る
僕は元々気の合う仲間と飲み会をするのが大好きでした。
なので、ドアを開けたら気の合う誰かそこにいる寮生活は本当に楽しかったです。
平日でも、休日でも、本当に毎日のように飲んでいました。
ただ、新入社員の頃のお酒は、ストレス解消が目的ではありません。
単に酔ってどうでもいい話をするのが楽しかっただけなんです。
ギター、旅行、キャンプと多趣味な僕は、アルコールに頼らなくてもストレス解消はできていました。
仕事が忙しくなるにつれてストレスと、晩酌時のお酒の量を増える
入社して時間も経ち、段々と仕事の量も増えてきました。
そうなると当然感じることが「ストレス」です。
寮に帰る時間も遅い時間になるので、そんな時間から趣味のギターなんて弾けません。
旅行、キャンプはもちろん平日は出来ない。
じゃあストレス解消の手段はどうするのか。
それは深酒をすることですね。
すぐそこに友人がいる環境ということもあって、アルコールの量はどんどん増えていきました。
過剰な飲酒と二日酔いで土曜日が潰れる上に、酔ってメガネを踏んで壊した
仕事量と責任が増すに従って、アルコールの量も増える。
製造業で基本土日休みだった僕は、金曜日には仕事を忘れるために酔いつぶれるようになりました。
- 起きたらシャツがびりびりに破れていた
- 土曜日は二日酔いで動けない
- 酔っ払ってメガネを踏んで壊した
お気に入りだったシャツ、パーカーも破れたり汚れたりして捨てました。
土曜日という貴重な休日も何も出来ずに終わっていきました。
最も困ったのが、メガネを踏んで壊したことです。
僕は裸眼だと視力は0.1以下で、視力検査表の一番上の円も全く見えません。
僕は、メガネがないと本当に何も出来ない。
大げさですが、メガネは命の次に大切なんです。
潰れるほど飲むのをやめたら、趣味に全力投球できるようになりました
命の次に大切なメガネを踏んで壊し、あげく起きるまでそのことにも気がつかない。
急に情けなくなって、この事件があってからは、潰れるほど飲むのが恐怖になりました。
道中は、情けなさすぎて泣きそうでした。
お酒をやめて健全な趣味を見つけなければ!と思って始めたのが、DTM(パソコンで音楽を作る)です。
一回数分の短時間でも遊べるし、ヘッドホンを使えば音漏れもありません。
今まで酔っぱらうだけで無為に潰していた時間も、DTMに全力投球できるようになりました。
アルコールより圧倒的に楽しいし、充実しています。
こうして僕は深酒による失敗を経験したおかげで、DTMという新たな趣味を見つけ、毎日を楽しく過ごせるようになりました。
仕事の悩みを、過剰に飲んで酔っ払うことで解消していた僕の3つの学び
僕の人生経験から得た「学び・気づき」をまとめます。
- 深酒はそれ自体がストレスの原因となる
- 酔って忘れても何も解決しないし、成長もしないことは自覚しているはず
- あまりにやめられないのなら、専門機関に相談すべき
解説していきます。
深酒はそれ自体がストレスの原因となる
お酒は適量を楽しむならとてもいい物です。
しかし、限度を過ぎるとその深酒がストレスの原因となります。
- 身の回りのものが壊れる
- 時間が無駄になる
- 健康が犠牲になる
幸い僕は健康を損なうほど飲んではいませんでしたが、上の3つは定番のアルコールでの失敗談ですね。
そして、お酒の失敗を、お酒で忘れようとする。
負のスパイラルってやつです。飲んだ後の後悔を考えると、飲まないでいる方がいいはず。
趣味のお供にお酒を飲むくらいが適量
かといって、アルコールは一切やめろ!というわけではありません。
僕は飲み方が変わっただけで、お酒自体は大好きです。
何かをしながら少し酔っぱらうくらいがオススメ。
ギターを弾きながら、DTMをしながら、ゲームをしながら、自分の趣味とともに軽い酔いを楽しみましょう。
アルコールはあくまでサブなので、くれぐれも、飲酒をストレス解消のメインの手段にしないように。
酔って忘れても何も解決しないし、成長もしないことは自覚しているはず
アルコールでは何も好転しないこと、あなたも分かっているはずです。
酔って忘れているだけでは、何かの技術がつくわけでもないし、詳しくなるわけでもありません。
しかも、酔っている時って別に楽しいわけじゃないんですよね。
考えることをやめるために、飲むだけ。
どうせ何かやるなら、楽しく、技術も付けちゃいましょう。
僕の場合はそれがDTMでしたが、本でもいいし、ゲームでもいいので、自分に合うものを見つけてください。
お酒のない(少ない)生活の楽しさを見出してください。
分かっちゃいるけどやめられない理由がある
理論的に話してきて、全て納得していただけていると思いますが、だからと言ってやめられるわけではありません。
その理由は、飲酒習慣が無意識・習慣的になっているからです。
かつての僕は、会社帰りにコンビニに行ってビールを買って、家に着いたら飲むという行動が無意識的に行っていました。
朝に顔を洗うように、歯を磨くように、コンビニでビールを買っていたんです。
習慣を変えてみましょう。コンビニに行かない、ビールをコーラにするなど、何か工夫ができるはず。
お酒が好きなのではなくて、単なる習慣だったことに気がつけるはずです。
あまりにやめられないのなら、専門機関に相談すべき
習慣を変えたりしても、全くお酒をやめられないなら、病院などの専門機関に相談するべきです。
そもそも、アルコール依存症は病気。
アルコールを飲むと脳内物質のドーパミンが出て、多幸感をもたらす一方で激しい依存症があります。
病院ではアルコールが気持ち悪くなる薬を処方してもらったり、半ば強制的に薬をやめられるはずです。
「〇〇だから禁酒は無理」など思い込まず、しっかりと対処しましょう。
飲みすぎない方法として、犬を飼うという対処法もアリ
犬を飼うとお酒の量が減るという声もあります。
- 散歩で適度な運動ができる
- 犬がお酒を舐めるとよくない
- 酔ってしまってはお世話ができない
このように、割と的外れでもない理由があります。
ペット禁止の家庭も多いとは思いますが、禁止でないなら飼ってみてはどうでしょうか?
まとめ
僕の人生経験から得られることは以下の3つ。
- 深酒はそれ自体がストレスの原因となる
- 酔って忘れても何も解決しないし、成長もしないことは自覚しているはず
- あまりにやめられないのなら、専門機関に相談すべき
仕事の悩みをアルコールの力に頼って無かったことにしている方。
ぜひ、僕の人生経験を参考にしてください。