
20代にして2回目の転職。転職回数が多いことは、珍しくなくなってきました。
ぼく自身、20代のうちになかなか決まらないながらも2回目の転職活動を行い、それに応じた学びや気づきを得ることができています。
- 1回目の転職で失敗したから、20代のうちに2回目の転職はなんとしてでも成功させたい
- 2回目の転職をして、20代でキャリアアップをしたい
この記事は、このような考えを持っている「20代で2回目の転職が決まらないと悩んでいる人」に読んでもらいたいです。
特に、キャリアアップのため、20代で2回目の転職をして、決まらない転職に終止符を打ちたいと思っている人は参考になると思います。
当時のぼくは、20代で2回目の転職を成功させて、自身をキャリアアップさせることしか考えていませんでした。
- 転職せずに、このまま今の環境に居続けて成長できるのだろうか?
- 今の状態で満足して良いのだろうか?転職を考えたほうが賢明?
今このように転職について考えている20代の人は、ぜひぼくの体験談を反面教師にすることをおすすめします。
こに記事を見れば、20代で2回目の転職を成功させるための「学び」や「気づき」を得ることができると思います。
- 2回目の転職は、1回目の転職よりも体力が必要
- 2回目の転職、決まらないからといって焦らない
- 2回目の転職は、1回目の転職で実現できなったキャリアを目指す
まずは、2回目の「なかなか決まらない転職活動」の体験談をご紹介していきます。
この記事を書いた人

Contents
20代で2回目の転職をして疲弊した体験談
ぼくは20代後半、28歳頃に人生で2回目の転職活動を行いました。
周りの友達の影響もあり、20代のうちに2回目の転職をして、より良い環境で成長したいと考えたのがきっかけです。
20代後半で2回目の転職を決意する
20代後半と言えば、仕事で成果を出し始めたり、早い人は役職がつくようになる年代。
一方でその頃のぼくは、20代で2回目の転職をして新しい業界にチャレンジし、キャリアアップを図る決心をします。
具体的にはWEBの勉強をし始めたり、新しい業界にチャレンジするための知識を蓄え、転職に備えました。
20代の自分が思い描くキャリア形成のため、努力していたつもりです。
- 転職でのキャリアアップを夢見て未経験の分野について勉強
- 転職したい分野の会社を猛リサーチ
半年〜1年、お金と安定にフォーカスして転職活動をする
転職先として、まず給料が良いところを条件としました。
理由は単純で、安定が欲しかったからです。
安定して良い給料を貰い続けることが、キャリアアップ(=転職成功)だと信じていました。
しかし希望する業界は未経験だったため、なかなか決まらない日々。
書類審査も通らず、履歴書を書き続けました。
スマホを見るたび癖のようにメールチェックをし、転職サイトのアプリを開きます。
その頃のぼくは「スマホ=転職するための求人情報」でした。
それでも「安定」という言葉を盲信して、決まらないながらも、2回目の転職活動を続けます。
なかなか決まらないので、エージェントに不満を抱いたり、転職方法を模索していたことを覚えています。
転職サイトにたくさん登録したり、応募しまくって、とにかく数を増やした時期もありました。
- 転職先は、給料が良い会社に異常にこだわる
- 決まらない転職活動に疲弊して、焦り始める
無事採用をもらうが、うまくいかない激務でストレスを溜める
決まらない転職先に、やっと終止符を打てました。
それまでの努力が実り、そこそこの企業に面接をしてもらい、無事内定です。
新卒で入社した時よりも、喜びは大きかったと思います。
ですが、思えば「そこそこの企業で2回目の転職を妥協した」という言い方のほうが正しいかもしれません。
それでも転職を成功させ「決まらない転職先を見つけられた」と、ホッとしたことを覚えています。
このまま転職した会社で経験を積むことで、キャリアアップに繋がると喜んでいました。
しかし、転職先の会社での業務はとてもハード、人間関係にも疲弊する日々です。
激務と人間関係の悪化により体調を崩すことが多くなり、そのことで会社からも詰められてしまいます。
転職先の上司
当たり前のことです。
2分かりきっていることを、面と向かって言われ、かなりショックを受けました。
- 転職で思い描いたキャリアとのギャップに苦しむ
- 2回目の転職をした判断は間違っていたのか、と自信喪失
おんど
精神的に辛い気持ちが抑えられなくなり、退職を決意
結局、3年間在籍したのちに会社を退職し、再度転職を考えます。
真面目に働いていたつもりでしたが、当時のぼくは自分を責めました。
「能力不足のせいだ」と、自己嫌悪に陥ってしまったのです。
でも今になって冷静に考えてみると、根本的なところで、失敗をしていたことに気づきます。
決まらない転職活動に疲れてしまっていた時点で、一度冷静になるべきでした。
がむしゃらに転職活動を続けた結果、負担を感じていたことが原因です。
決まらない転職に焦らなければ、20代を順調なキャリアにできていたかもしれません。
- 転職でのキャリアアップや安定にとらわれすぎていた
- 決まらない転職活動に体力がついていかなかった
2回目の転職活動に疲れた経験から学べる3つの心構え
前述した「決まらない転職活動」の失敗談から得た「学び」や「気づき」をご紹介します。
「20代で2回目の転職で、決まらない就職先に焦りを抱かないように」参考にしてみてください。
- 2回目の転職は、1回目の転職よりも体力が必要
- 2回目の転職、決まらないからといって焦らない
- 2回目の転職は、1回目の転職で実現できなったキャリアを目指す
上記の3点を深掘りしていきます。
2回目の転職は、1回目の転職よりも体力が必要
まず、転職先はなかなか決まらないです。
そもそも転職活動とは、片手間でできるほど甘いものではありません。
理想の転職先を探すためには、常に全力を尽くす必要があります。
転職活動をするための体力や気力がなくなると、決まらない焦りから、適当な転職先で満足してしまうでしょう。
2回目の転職活動を続ける体力があれば、その後のサラリーマン生活を楽にすることができます。
なかなか決まらないため、辛い思いをするかもしれません。
ですが、転職活動は体力勝負。
ぼくの場合は、決まらない焦りや疲れから、転職先の会社を妥協してしまいました。
さらに1回目の転職を失敗してしまった経験がある人は、2回目の転職ともなると体力を消耗しがちです。
それは1回目の転職失敗経験から、決まらない転職活動に対して「焦り」や「不安」を余計に感じてしまうから。
体力や気力に余裕を持って、決まらない状態でも、2回目の転職活動を続ける努力をしてみてください。
2回目の転職、決まらないからといって焦らない
決まらない転職で体力や気力がなくなってきたときこそ、2回目の転職先を焦ってはいけません。
良い転職先が見つからないと、イライラしたりもどかしい気持ちになってしまいます。
そんな時こそ、決まらない焦りは置いておき、冷静になる努力をしてみましょう。
20代で2回目の転職で冷静になるということは、想像以上に難しいもの。
意識的に落ち着こうと思わなければ、決まらない転職に自然と焦りが生じます。
ぼくは焦りと疲れから、決まらない転職に冷静に向き合えなくなってしまいました。
「2回目の転職はキャリアアップのため」というのが、当初の目的。
ですが、決まらない焦りのせいで、容易に転職先を決めてしまったことを、今も後悔しています。
また2回目の転職ともなると、ある程度転職についてやるべきことが分かっているかもしれません。
そのため、転職活動自体をスムーズに進めることはできるでしょう。
しかし、良い転職先を見つけられるかどうかは、別問題。
2回目の転職では、1回目の転職と同じ失敗をしないようにしましょう。
「決まらない」「内定をもらえない」からといって焦ったり、転職先を妥協しないようにしてください。
2回目の転職は、1回目の転職で実現できなかったキャリアを目指す
ぼくが2回目の転職先に求めることは「キャリアアップ」と「安定」でした。
しかしその思いは、転職活動を進める上でブレてくる可能性があります。
それは転職先がなかなか決まらないという「焦り」や「疲れ」が原因。
良い転職先が決まらないからといって、優先順位を諦めないようにしましょう。
転職で「本当に自分が求めていること」を見極めて、その気持ちを持ち続けることが大切です。
1回目の転職で叶わなかったことを、2回目の転職で実現できるようにしましょう。
そのためには、転職先が決まらない中でも「仕事内容」や「会社に求めていること」をしっかり見極めてください。
まとめ
ぼくが20代で2回目の転職活動をして失敗した体験談、いかがでしたか?
転職先が決まらないからといって、ぼくと同じような失敗をしないように、以下の学びや気づきを参考にしてください。
- 2回目の転職は、1回目の転職よりも体力が必要
- 2回目の転職、決まらないからといって焦らない
- 2回目の転職は、1回目の転職で実現できなったキャリアを目指す
「2回目の転職で失敗したくない、20代のうちに絶対に成功させたい」
2回目の転職を考えて、決まらない転職先に悩んでいる20代の人は、学びや気づきを参考にしてみてください。