
この記事は、職場の日本語が全く話せない外国人となんとか意思疎通をとって、円滑に仕事を教えることができた経験で執筆します。
- 職場に日本語が話せない外国人が入ってきて、どう対応すればいいかわからない
- 話しかけなくてはいけないのは分かっているが、今一歩思い切れない
このように、日本語が話せない外国人と職場でどう接していいいか分からない方に向けて記事を書きます。
特に、外国人に仕事を教える立場、チームとして仕事をしなくてはいけない立場にある方にこの記事を読んでいただきたいです。
僕の人生経験は
- 英語が苦手なため、ちゃんと外国人に仕事を教えられるか不安
- 文化の違いなどもあるだろうから、失礼がないようにしたい
このような悩みを解決するのに役立ちます。
もし、あなたが外国人への仕事の教え方について悩んでいるのなら、お互いのことを理解し円滑に仕事を教えるための学びがあるはずです。
- 相手も言葉も通じない場所に来て不安なので、話しかけられて嫌な気はしない
- 正しい文法、発音より、伝えようという気持ちが大切
- 外国語ができた方がいいに決まっているので、これを機に勉強するのもあり
それでは、僕の経験談からお話ししていきます。
この記事を書いた人

気持ちの持ちようで、外国人との仕事を円滑に進められました
僕が社会人2年目の時、職場に日本語が全く話せないインド人がやってきて、仕事を教える立場に任命されました。
特に躊躇もなく、インド人同僚に仕事を教えようとしました
僕は学生の頃から海外旅行が好きで、よく外国で現地人と英語で話していたため、外国人に苦手意識はありません。
そういう背景を知ってか、職場にやってきたインド人の簡単な世話係に認定されました。
彼は全く日本語はダメだけど英語が得意と聞いていたので、僕は全く躊躇なく話しかけて、仕事を教えようとしました。
インド英語が全く理解できなくて、話すのが嫌になる
仕事を教える前に、ちょっとした雑談を試みました。
簡単な挨拶・自己紹介をしているうちに、僕はすぐにあることに気がつきました。
そもそもこれは英語なのか??
彼の話す英語は、僕にとって、本当に英語を話しているのか分からないほどヒングリッシュだったのです。
意気揚々と仕事を教えようと思っていたが、出鼻をくじかれ、心が折れてしまいました。
意思疎通に時間がかかり自分の仕事がこなせなくなるので、彼と関わりたくないとさえ思ってしまいました。
相手も英語が通じない日本に来て不安だろうな、と相手の立場になってみる
しかし、いくら面倒だからと行って放っておくわけにはいきません。
世話係に任命されたからには、仕事は全うする義務があります。
かと言って、仕事と並行してヒングリッシュを勉強するなんてやってられない。
僕がコミュニケーションで意識した点は「理解ができるまで、とにかく接すること」です。
具体的には、簡単な文章や単語だけで話したり、筆談をしたりです。
それでも分からなければGoogle翻訳に頼ったりもしました。
とにかく意思疎通できるまで諦めなかったというわけです。
相手は母国語も英語も通じない日本に単身来ているんです。不安に決まっています。
話しかけられて悪い気はしないはず。
そう考えて、僕はとにかく話しかけてコミュニケーションをとることにしました。
英語はよく分からないままだが、同じチームの戦力として十分に働いてくれた
いくらコミュニケーションを取っても、ヒングリッシュを理解するのは難しかったです。
しかし、ジェスチャーや筆談などを交えて根気よく接すれば、仕事を教えることができました。
確かに仕事の方法を教えるのに時間はかかりますが、それを除けば支障はなかったと言えるでしょう。
彼はもう母国に帰りましたが、同じチームの戦力として十分に働いてくれました。
積極性を持つことで、円滑に職場の外国人に仕事を教えられた僕の3つの学び
僕の人生経験から得た「学び・気づき」をまとめます。
- 相手も言葉も通じない場所に来て不安なので、話しかけられて嫌な気はしない
- 正しい文法、発音より、伝えようという気持ちが大切
- 外国語ができた方がいいに決まっているので、これを機に勉強するのもあり
それでは、解説していきます。
相手も言葉も通じない場所に来て不安なので、話しかけられて嫌な気はしない
言葉が通じなくて不安なのは、相手も同じ。
むしろ、言葉の通じない外国に来てちゃんと仕事・生活ができるかの悩みは外国人の方が圧倒的に強いです。
片言の英語でも、優しく根気よく話しかけられて嫌な気はしないはずです。
仕事を教える意味でも、相手を安心させる意味でも、積極的にコミュニケーションを取っていくことが大切でしょう。
正しい文法、発音より、伝えようという気持ちが大切
日本人にありがちなのですが、完璧に正しい英語を話そうとする人が多いです。
外国人とコミュニケーションをとるには、完璧な文法・発音よりも圧倒的に大切なものがあります。
それは「意思を伝えようとする気持ち」です。
考えてもみれば、僕たち日本人でも完璧な日本語を使っている人はいません。
発音がおかしかったり、文法が適当だったりしますよね。
英語も同じで、変な発音や文法でも意外と通じちゃいます。
最もダメなのが「通じないから諦めること」。
「通じるまで頑張る」ことが大切なんです。
外国語ができた方がいいに決まっているので、これを機に勉強するのもあり
ただ、頑張れば意思疎通ができるとはいえ、英語で円滑かつ正確なコミュニケーションができた方がいいに決まっています。
外国人に仕事を教える立場になったのをいい機会に、英語の勉強を始めるのがいいですね。
英語の勉強で注意して欲しいのが、学生時代のように問題集や参考書を広げて勉強してはいけないということ。
そのようにして覚える英語は「正しい」英語ですが、「使える」英語ではないことが多いです。
コミュニケーション英語を勉強するのに、あなたが仕事を教えている外国人を利用しちゃいましょう。
積極的に話しかければ、相手も嬉しいし自分の英語スキルも上がる。
まさにwin-winの関係というわけです。
まとめ
僕の人生経験から得られることは以下の3つ。
- 相手も言葉も通じない場所に来て不安なので、話しかけられて嫌な気はしない
- 正しい文法、発音より、伝えようという気持ちが大切
- 外国語ができた方がいいに決まっているので、これを機に勉強するのもあり
日本語が話せない外国人に仕事を教えるのが不安な方。
円滑な仕事を進めるために、僕の人生経験を参考にしてください。