
これは、年上の後輩への注意の仕方に悩んだぼくの人生経験を記事にしたものです。
- 会社に新しく入ってきた後輩が年上
- 年上の後輩に注意しないといけない
このようなビジネスマンが、年上の後輩とも良い絡み方ができるように、この記事を読んで欲しいです。
特に「年上の後輩と働くことに慣れていないというあなた」には、非常に参考になると思います。
ぼくが年上の後輩への注意方法で悩んだ人生経験は、
- 年上の後輩とうまく付き合わないといけない
- 注意方法が分からないから、年上の後輩との関係が気まずい
このように考えている、あなたの悩みを解決するのに役立つはずです。
今あなたが年上の後輩に注意をしなければいけない立場なら「良い関係のまま、年上の後輩とコミュニケーションが取れる」情報が得られると思います。
- 敬語で話すのが無難。プライベートや人生経験は尊敬すべき
- 相談しまくる。注意よりも、巻き込めば信頼関係が生まれる
- 後輩ではなく、仲間として接する。年上の知識を分けてもらう
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Contents
年上の後輩との絡み方に悩んだ末、強力な味方になった体験談
ぼくは新卒で入社した会社で、転職してきた年上の後輩と働くことになりました。
職場に新しく入ってきた後輩が年上だった
入社して数年後、中途採用で入社した後輩は「年上」でした。
この頃のぼくは、年上の後輩と働いた経験がありません。
会社でもちろん、学生時代のアルバイトでも「年上が後輩」になったことはありませんでした。
- 年下だからと言って、舐められないようにしないと
- 仕事なんだから、年上も年下も関係ない
このように考えます。
そして上司からの命令により、年上の後輩への基本業務は、ぼくが教えることになりました。
年上の後輩がミスを連発。注意の方法に迷う
年上の後輩に対して、自分の中ではうまく指導ができていたと思っていました。
しかし、仕事に慣れていないためか、年上の後輩がミスを連発します。
- ちゃんと教えているはずなのに、なぜミスを連発する?
- ミスばかりされると、指導係であるぼくの評価にも繋がってしまう
このように考え、ぼくは年上の後輩に注意をするようになります。
しかし、後輩とはいえ年上。
どう注意するのが正しいのかわからず、とりあえず厳しく注意することにしました。
先輩として厳しく注意するが、反発されているような気がする
ぼくは年上の後輩に対して、厳しく注意を繰り返します。
- これ以上ミスを繰り返さないように、徹底的に厳しく注意する
- 頭ごなしに注意することもあったかもしれない
もはやだんだんと「後輩が年上」ということが、頭から消え去っていました。
しかしそんな風に注意を繰り返していると、だんだんと年上の後輩が反発するようになってしまいます。
それもそのはず、年上の後輩からすれば、ぼくは年下。
仕事に対する注意は必要でも、頭ごなしに注意をするのは、先輩としてどうかと思います。
「反発されていては良いコミュニケーションが取れない」と考えたぼくは、後輩は年上ということをしっかり認識し、注意の仕方や絡み方を考え直すようにしました。
後輩とはいえ、人生の先輩。敬意を払うことで絡み方のコツを理解できた
年上であることを意識して、少しずつ自分の態度や意識を改めるようにしていきます。
- 人生の先輩であることを意識し、注意する際に頭ごなしな態度は見せない
- 教え方や注意の仕方に問題があると考え、自分の指導方法を見直す
これだけを意識して継続していき、年上の後輩と上手にコミュニケーションを取れるようになりました。
後輩といえど、人生においては先輩です。
仕事内容に関しては自分のほうが詳しくても、それ以外は参考になることも多いはず。
そのことに気がつけたおかげで、自然と注意の仕方や絡み方を改善することができました。
年上の後輩への注意方法と、絡み方のコツ3つ
では、前述した「年上の後輩への注意方法」で得た「学びや気づき」をお伝えしたいと思います。
- 敬語で話すのが無難。プライベートや人生経験は尊敬すべき
- 相談しまくる。注意よりも、巻き込めば信頼関係が生まれる
- 後輩ではなく、仲間として接する。年上の知識を分けてもらう
以上の3つです。
ひとつひとつ、解説していきます。
敬語で話すのが無難。プライベートや人生経験は尊敬すべき
まず大前提として、年上の後輩とは「敬語」で話すようにしましょう。
よく「後輩だから」という理由でいきなりタメ口で話をしてしまう人がいます。
関係性が出来上がっているのであれば、問題ないかもしれません。
でも特に「注意をするとき」は、敬語を使うようにしましょう。
注意をするときに「タメ口」を使うのは、怒っているという表れと捉えられてしまいます。
注意で大事なのは「内容」であって「怒っている」気持ちを伝えることではありません。
年上の後輩は、人生においては先輩です。
会社の業務以外で言えば、あなたよりも人生経験が豊富であることを覚えておきましょう。
相談しまくる。注意よりも、巻き込めば信頼関係が生まれる
年上の後輩は、最初は頼りにならないかもしれません。
でも、あなたよりも人生経験が豊富なので、仕事の進め方や業務内容以外の知識についてはとても勉強になると思います。
年上の後輩と良い信頼関係を結ぶために、注意をしまくるよりも、相談をすることを意識しましょう。
具体的には、以下のようなことを試してみてください。
- 注意すべき点が見つかったら、指摘するのではなく改善方法を一緒に考えてもらう
- 直接ミスを注意するのではなく、改善点を2人で話し合う
ただ単純に注意をするのは「誰にでも」できます。
注意をするのではなく、うまく「相談」に持っていくことで、年上の後輩とも良好な関係を築けるでしょう。
後輩ではなく、仲間として接する。年上の知識を分けてもらう
年上の後輩は、最初こそ頼りにならないかもしれません。
でも、成長してもらえれば、とても強力な仲間になってくれることは間違いないです。
前述の通り、人生経験においては年上の後輩のほうが秀でています。
その人生経験で得た知識、あなたに分けてもらいましょう。
そうすることでお互いを尊重しながら仕事を進めることができます。
肩書きは「年上の後輩」ですが、いつまでも後輩として接するのではもったいないです。
ある程度成長してもらえたら、後輩ではなく仲間として一緒に働きましょう。
年上の後輩を指導する機会があれば、成長してもらったところを想定しながら指導をしたり注意をするようにしてみてください。
「うざい」と感じてもタメ口はNG。年上の部下はプライドが高いこともあるので下手に出るのがベター
部下や後輩が年上だったら、言葉遣いに「うざい」と感じてしまうこともあるでしょう。
タメ口や乱暴な言葉遣いに対して、張り合ってはいけません。
相手が偉そうな態度を取っていたとしても、年下の先輩としてはスルーしたほうが良いです。
というのも、年上の先輩からすれば、舐められないようにしている可能性があるから。
プライドが高いこともあるので、そのプライドを傷付けてしまっては、良いコミュニケーションは取れません。
気苦労はあるかもしれませんが、年上の後輩がタメ口だからといって、こちらは対抗しないようにしましょう。
タメ口で話してくるのは気にしない。が、新人なら注意してもいいかも
タメ口で話されてしまっても、気にしないように努めるのが「大人の対応」でしょう。
ですが、時と場合によっては、注意したほうがいい場合も。
それは、入社して間もない「新人の頃」です。
早めの段階で注意しておくことで、上下関係をハッキリさせることができます。
また、新人ならタメ口ではなく、敬語が基本のはず。
その基本を教えるという意味では、注意するのは早いほうがいいです。
年上の後輩、仲良くなる前にタメ口になっていたら、勇気を出して注意するようにしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
ぼくが年上の後輩を味方にできたコツは、以下の3つ。
- 敬語で話すのが無難。プライベートや人生経験は尊敬すべき
- 相談しまくる。注意よりも、巻き込めば信頼関係が生まれる
- 後輩ではなく、仲間として接する。年上の知識を分けてもらう
「年上の後輩を注意しないといけない立場にあるが、絡み方が不安」
そう考えている人は「年上の後輩と上手に絡んで」良い仕事仲間をゲットしましょう。