
これは、毎日勉強をしても成績が伸びなかったのが、集中の仕方を身につけることで、3ヶ月で最下位の40位から9位に爆伸びした人生経験を記事にしたものです。
- 毎日、長時間の勉強をしても成績が伸びない
- 短時間の勉強で成績を伸ばしたい
このように思っている方に、この記事を読んで欲しいです。
特に、「長時間の勉強が苦痛なので、短時間で成績を伸ばしたい」と感じている人に非常に参考になるかと思います。
私の人生経験は、
- 勉強できる時間が限られている
- 時間に追われるのが、精神的にキツくなってきた
と思い始めた方の悩みを解決するのに役立つはずです。
今、あなたが成績が伸びなくて焦っているなら、集中力を身につけて短時間の勉強で成績が伸びるようになるための役立つ学びがあると思います。
- 1日に複数の教科をはしごして勉強する
- 理解をしたら、すぐにアウトプットする
- 疲れる前に休憩を入れて、机に向かう時間を減らす
まずは私の人生経験から、話していきたいと思います。
この記事を書いた人

Contents
勉強しても成績が伸びないのが、集中の仕方を身につけることで成績が爆伸びした経験談
約6年前の夏、大学の国家試験を控えて、実技試験や定期的な試験に追われる毎日を送っていました。
国家試験に向けて行う、初めてのテストで最下位を取る
私たちの大学では、大学4年目の8月から夏休みに入り、国家試験の勉強と実技試験の練習に明け暮れる毎日を送るのが当たり前でした。
そして、国家試験に向けて現状の成績を把握するために、7月の最後に試験を行います。
問題の数が全てで230問(一般の問題が200問、必修の問題が30問)です。
必修問題は8割取れないとダメなため、国家試験に落ちる人の多くは、必修問題で試験に落ちます。
そして、試験の結果は一般問題が100問と必修問題が12問の正解で、成績が最下位だったのです。
効率の良い勉強法を知るために、成績上位の人に勉強法を教わる
国家試験に向けての初めての試験から、内容を変えたテストを2回受けました。
そこで、事の重大性に気付きます。
毎日14時間以上の勉強をしているのに、初めのテストの点数と成績がほぼ変わらなかったのです。
それから効率の良い勉強法を知るために、成績1位の友達に勉強法を聞いて、勉強のやり方を全体的に変えました。
勉強法が安定してくると同時に、成績が伸び始める
友達から勉強法を学んで実践していくうちに、次第に自分が集中して取り組みやすい勉強法が定着していきました。
それから、テストの点数も上がって成績が伸びていきました。
実際、成績が伸びなかった時の勉強法は
- 1日2教科までと決め、勉強に取り組んでいた
- 問題を解かずに、理解する事ばかり(インプット)を意識していた
- 疲れたら休むようにしていて、机に向かっている時間が長かった
そして、成績が伸びた勉強法が
- 1日に複数の教科をはしごして勉強する
- 理解をしたら、すぐにアウトプットする
- 疲れる前に休憩を入れて、机に向かう時間を減らす
成績が伸びなかった時は、14時間以上の勉強をしても成績が伸びませんでした。
ですが、勉強法を変えると、10時間ほどの勉強時間で成績が伸びたのです。
勉強法が確立して成績が伸び、上位の成績に食い込むことに成功
勉強法が確立した後は、面白いように成績が伸びていきました。
ですが、正月明けに重要な試験が控えていました。
それが、合格点に達しなければ、国家試験を受けられなくなる試験です。
毎年、少なくとも5人は国家試験を受けられなくなる人がいるので、勉強ばかりの最悪な正月を迎えたのを今でも覚えています...
ですが、勉強を頑張った甲斐もあって、試験の結果が合格点を越えて予想以上に良い点が取れたのです。
しかも、成績の順位が40人中9位です。
周りの友達や大学の先生から、成績が良いと言われる人も抜かしていたので、ある意味衝撃の結果でした。
集中の仕方を身につけることで、成績が3ヶ月で爆伸びした経験から学ぶ3つのこと
では、前述した私の人生経験から得た「学びや気付き」をお伝えしたいと思います。
- 1日に複数の教科をはしごして勉強する
- 理解をしたら、すぐにアウトプットする
- 疲れる前に休憩を入れて、机に向かう時間を減らす
こちらですね。
1つ1つ解説していこうと思います。
1日に複数の教科をはしごして勉強する
人の集中力は、長続きしないのが基本です。
特に同じ教科の勉強をしていると、おおよそ30分くらい経った頃から大きく集中力が落ちていきます。
逆に、取り組んでいない教科に対する集中力は、次第に上がっていきます。
メンタリストのダイゴさんが、ブログで書いている内容です。
例えば記憶力を使わないといけないタスクをずっと続けると参加者のパフォーマンスは徐々に下がりました。時間としては、ほとんどの参加者は30分経つと能力の低下が始まり50分でセルフコントロール能力がグダグダになりました。
つまり、30分毎を目安にタスクを切り替えることが良いということになります。
ですから、おおよそ30分ごとに教科を切り替えて勉強したほうが、高い集中力で勉強に取り組めるのです。
実際、勉強していて感じたのは、苦手な分野の集中力が長続きしにくかったです。
そのため、得意な分野と苦手な分野の勉強を交互に繰り返すことで、短時間で集中して勉強に取り組めます。
理解をしたら、すぐにアウトプットする
勉強において、一番大事なのがアウトプットです。
成績が1位だった友達も常にアウトプットしていました。
- 学んだことを声に出して説明する
- 学んだことを人に教える
- 疑問に感じた部分を調べ直して、知識を繰り返し使う
一度、インプットしたことを話せるようにしておくことで、忘れた時の復習で一気に理解力が増して覚えられるようになります。
初めは、話すことが噛み噛みになるかもしれません。
ですが、次第に慣れていくことで、アウトプットするスピードや覚えやすいまとめ方が身についていきます。
疲れる前に休憩を入れて、机に向かう時間を減らす
勉強において、疲れる前に休憩を入れることが大事です。
ヘトヘトになるまで勉強をすると、次に取り掛かるのにしんどくなり、長時間だらけてしまいます。
そのため、「25分の勉強と5分の休憩」で疲れ切る前に休憩を取ることが大事になります。
主に、ポモドーロ・テクニックと言われている方法です。
シリロは、「1ポモドーロ」の適切な長さ(今でこそ1ポモドーロの単位は25分だが、最初に試したのは2分だったという)と休憩時間、持続可能な回数などを研究し続け、人間にとって最大限の生産性と効率性を引き出せる時間が「25分+5分」であることを突き止める。
それが集中力や意識を向上し、モチベーションを高め、粘り強さにつながり、結果として生産性の向上になるとして世界中で支持を得ているのだ。
実際、勉強時間を減らして成績が上がったのは、小まめに休憩をとって短時間で集中して勉強していたからです。
- 水分を取る
- トイレに行く
- ぼーっとする
- 外に空を眺めに行く
- ストレッチがてら伸びをする
といった、ちょっとした休憩です。
小まめに休憩を取ると分かりますが、ヘトヘトになって疲れる感覚が大きく減ります。
時間に余裕を持った状態で成績を上げたいならば、疲れる前に休憩を入れて、机に向かう時間を減らすことが大事です。
まとめ
私の人生経験から得られる「学びや気付き」は以下の3つ。
- 1日に複数の教科をはしごして勉強する
- 理解をしたら、すぐにアウトプットする
- 疲れる前に休憩を入れて、机に向かう時間を減らす
「勉強できる時間が限られている、精神的な負担を減らして成績を伸ばしたい」
そう思っている方は、私の人生経験を参考にしてみてはいかがでしょうか?