
これは、長年勤めていた会社で『仕事中にお金が盗まれて嫌な思いをした体験』を記事にしたものです。
- 信用している会社内でお金が無くなった方。
- 職場でお金が無くなったらどう対応したらいいのか分からない方。
- 平気で大金を職場に持ってきている方。
あるはずのお金が無くなってしまい、明らかに誰かに盗られたと思っている方に読んでいただきたいです。
特に、大金を取られてしまい絶対に泣き寝入りしたくない方に非常に参考になる記事になっています。
私が経験した職場でお金を盗まれた学びは、
- 会社はなんとかしてくれるはずだと思っている。
- まさか、盗難なんてないと思っている。
と、平和ボケしてしまって、いざ盗難にあったらどう対処していいか分からない方の悩みを解決するのに役立つはずです。
お金を盗まれた当時、まさか職場で盗難に遭うと思わなかったので、どうしたら良かったのか非常に混乱していました。
もしあなたが職場で盗難に遭い、絶対に捕まえたいと思っているならば、泣き寝入りせずに問題を解決することができるはずです。
- お金を盗もうとしてる人がいる事を知る
- 職場で貴重品を守る環境は整っているのかチェックする
- 職場の対応次第では転職もあり
長年勤めた職場でお金が盗まれて、退職も考えた体験からお話していきます。
この記事を書いた人

Contents
職場で次々にスタッフのお金が盗まれる事件があった体験談

職場でお金が無くなるって凄く嫌な気分になりますよね。
でも実は、職場でお金が無くなることって結構あるみたいなんです。
盗難によって、一瞬にして誰も信用できない職場に変わった体験談をお話ししていきます。
結婚のお祝いを集めた封筒が盗られていた
私が以前働いていた職場は、20代から30代の結婚適齢期の女性が多く働いていました。
結婚の報告を受けると、スタッフ同士お祝いのお金を出し合って、ちょっと良い結婚祝いを送るのが通例となっていたのです。
でも特に危機感はありませんでした。
- ロッカーのある部屋にはすぐにいける。
- 出入りの激しいところなので何かやっていたらすぐに気づく。
- 今まで何もなかった。
お金を集めた日は午前中までの仕事だったので、終わり次第帰宅しました。
まさかバッグには午前中に集めたはずのお金がすでに無いとも知らずに・・・。
1人のスタッフの言葉に違和感を感じる
帰宅後、結婚祝いの為に集金した封筒がバッグの中から消えていました。
車の中や、外も確認しましたが見つかりません。
会社のロッカーに忘れたと思った私は、大金が無くなったら困るので急いで会社に戻ることにしたのです。
何か失くし物をした時、誰かを疑うことはしたくありません。
しかしこの時、私は嫌な予感がしていました。
お祝いのお金を失くしたなんて縁起の悪いことにしたくなかった私は、こっそり会社に戻ることにしました。
会社に戻り、ロッカーの中を探しましたがやはり封筒はない。
すると一仕事終えてロッカー室に戻ってきたスタッフ達にすぐに見つかってしまいました。
帰ったはずなのになぜいるのか聞かれた私は、「実は封筒が見当たらない」とライトに伝えました。
するとほとんどのスタッフが驚く中、「私も無くなりました!」と自分も何か盗られたと言ってきたスタッフがいたのです。
そのスタッフは入社したばかりの20代前半の女性でした。
私は封筒が見当たらないと言っただけで、盗られたとは言っていません。
実はこのスタッフこそ、お金を盗んだ犯人だったのです。
遂に会社のお金まで盗まれる
そのスタッフが怪しいと思いながらも証拠はありません。
封筒が無くなったのは、私のミスでどこかに落としてしまったのかもしれない。
その為、上司には「盗まれた」と報告はしませんでした。
しかしその後も他のスタッフのお金が無くなる事件が何度も起こり、長く働いていたスタッフ同士で、新人が怪しいと思うようになっていきました。
そんな矢先、遂に会社のお金(1万円)まで無くなってしまったのです。
無くなった時間的にもその新人しか盗める人はいませんでした。
これは明らかに盗られたと確信した私達は、上司に相談しすぐに新人と面談してもらう事になりました。
しかし当の本人は盗んでいないと否定。(白状なんてしないですね)
100%の証拠があるわけではないので、注意だけで終わりスタッフのロッカーは全て鍵の修理をする事になったのです。
会社はスタッフを解雇するも、警察は入れない事に不信感を感じた
会社の盗難事件から数日後、無くなった会社のお金(1万円)が、急に戻っていました。
盗んだ本人はさすがにまずいと思ったのでしょう。
戻れば問題なしだと思ったのかもしれません。
しかしこのお金が戻ったことで、
- 私が集めた結婚祝いのお金が無くなった日
- スタッフのお金が無くなった日
- 会社のお金が無くなった日
- 会社のお金が戻ってきた日
全ての日に新人スタッフが出勤していた事で、黒だと確信した上司と社長は、新人スタッフに辞めてもらったのです。
辞めてもらって安心感はありましたが、会社は全く警察を入れることはなく「大変だったね」で、この件は終了してしまいました。
警察を入れて欲しい話もしましたがスルーされて、鍵を直しただけで終わってしまいました。
結果、私は結婚祝いのお金2万円と自分の財布から5千円の計2万5千円が無くなり、他のスタッフも大金が盗られたままで泣き寝入りしたのです。
確かに貴重品の管理が甘かった原因は私やスタッフにあります。
何かあった時に、会社は必ず徹底的に解決してくれるとは限りません。
会社が何とかしてくれるはず!と100%期待するのは止めておきましょう。
今回の盗難事件で、
- お金を盗られる悔しさ
- 信頼していたスタッフを疑う嫌な気持ち
- 会社に対する不信感
などたくさんの嫌な気持ちを体験しました。
お金は戻ってこないし、非常に不快な気持ちになりましたが、自己管理が大事だという事を学んだ貴重な体験でした。
お金を盗られて、泣き寝入りしたくない人にオススメする3つの対策
職場でお金を盗まれた経験から得た「学びや気付き」についてお伝えしていきます。
- お金を盗もうとしてる人がいる事を知る
- 職場で貴重品を守る環境は整っているのかチェックする
- 職場の対応次第では転職もあり
1つ1つ解説していきますね!
お金を盗もうとしてる人がいる事を知る
お金が盗まれてしまって怒り心頭だった私は、仲の良い友人に愚痴を聞いてもらいました。
その友人の職場でも盗難事件があり、スタッフがクレジットカードを盗られてしまったという話を聞きました。
実はネット上にも、職場でお金を盗まれた相談話がたくさん出てきます。
「まさかお金が盗られることはない」という保証はなく、誰でも被害に遭ってしまうのです。
お金が無くなると、無くなった人も一緒に働いているスタッフも皆嫌な気持ちになります。
自分も周りも気持ち良く働く為にも、貴重品の管理はしっかりし、盗もうとしている人に盗ませないことも大事なのです。
職場で貴重品を守る環境は整っているのかチェックする
会社勤めになると、1人1つのロッカーを使用する事になると思います。
会社にはあまり貴重品を持ち込まない方が賢明ですが、絶対に財布や携帯は必要になりますよね。
貴重品を守る為にも、
- ロッカーには鍵がかかるのか
- 貴重品を金庫にしまうことができるのか
などと、貴重品を守る環境が整っているのかチェックする必要があります。
「あまりに要望を言いすぎると、スタッフ同士の仲が悪くなりそう」などと思う必要はありません。
何かがある前に、貴重品管理の環境を今一度チェックしましょう!
職場の対応次第では転職もあり
働くうえで、会社と良い信頼関係を保つことは大事だと思っています。
いくらお金の為でも、社員を守ってくれない会社は不信感を感じてしまいますよね。
警察を入れなかったことで、上司や社長と揉めて会社を辞めた同僚もいました。
盗まれたと思ったら、警察はしっかり入れてもらうように話しましょう。
それでも、
- 貴重品の管理を訴えても何も行動しない
- 盗まれても早く対応してくれない
- 警察を入れてくれない
などと、あまりに不誠実な対応をとられたら転職も考えた方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私の人生経験から得られる「学びや気付き」は以下の3つになります。
- お金を盗もうとしてる人がいる事を知る
- 職場で貴重品を守る環境は整っているのかチェックする
- 職場の対応次第では転職もあり
まさか職場でお金が無くなるなんて誰も思わないですよね。
しかし一度盗られたら、犯人が見つかっても何もなかったように戻ることはありません。
勿論盗む人が一番悪いのですが、盗まれないように管理することが大事なのです。
お金を盗まれて泣き寝入りしない為にも是非参考にしてください。