
これは、社会人になっても漫画家の夢を諦められない私が、退職して専門学校に入学した経験を記事にしたものです。
- 時間がなくて夢を追うことが出来ない
- 夢を諦めて社会人になってしまった
そう思っている人に、この記事を読んでもらいたいです。
特に、夢とは違う仕事をやっているけれど、まだ諦められないと思っている人には非常に参考になると思います。
私のこの経験は
- 夢が捨てられなくてモヤモヤしている
- こんな大人になる予定じゃなかった
と思い悩む人のお役に立てるはずです。
あなたが夢を目指したくて今の生活に納得していないのであれば、心がスッキリするために役立つ学びがあると思います。
- 仕事を辞めて夢を目指すならタイムリミットを決めよう
- 夢がかなわなくても自分を誇りに思おう
- 人生は一度だけ。やらないで後悔は、一生引きずる恐れがある!
Contents
夢を諦められない社会人が退職して、専門学校に入った経験談
私は幼い頃から、絵を描いたり話を考えることが好きで、いつしか漫画家になることを夢になりました。
高校も美術コースを専攻しましたが、漫画家になれる様子もなくそのまま社会人の生活になったのです。
漫画家の夢を捨てきれずに、未練タラタラな社会人の私
社会人になってからは全く別の業種の仕事で働き、夜は漫画を描くという毎日の私。
今迄作品は投稿していましたが、未熟で落とされてばかりでした。
それでもまだ夢を諦めることはできずに、
という淡い期待を持ちながら、夜中まで作品を描いていました。
しかし月日が経つにつれ、、昼間の仕事の責任が増えれば増えるほど、残業も増えて徐々に自分の時間が無くなっていきます。
睡眠時間を削って作品を描きましたが、徐々に疲れが溜まり、仕事のミスを重ねるように…。
と、失敗をして落ち込んでいる時、頭の隅に漫画家になって仕事をしている自分の姿が浮かびました。
高校時代の友人がイラストレーターに。自分は何か努力したのかと悩む
そんな私のところに、都内に在住している友人から電話がありました。
高校時代に私と同じ美術専攻だった友人は、専門学校を卒業後、イラストレーターを目指しながら都内で会社員として働いていたのです。
私は驚きと、そして歓喜の気持ちでいっぱいになりました。
同時に、夢を目指し励まし合っていた戦友が夢への第一歩を踏み出したことが、私の心を強く揺さぶったのです。
私は果たして、夢のためにやりきったと言えるのかと…。
夢に向かって本気で向かい合ってこなかったことが、不完全燃焼の原因だと気づいたのです。
その日の数週間後、とある雑誌で”漫画専門学校”の広告を見つけた私は何かに突き動かされるように、とある決意をしました。
親を説得し退職。全財産をはたいて、漫画家の専門学校へ1年入学!
その数日後、私は両親と話し合いをしました。
生活の事はなるべく迷惑かけない!
説得している時に
- 学費は全て自分の貯金を使う
- 一年間だけ夢に向かったら、その後はすっぱり諦める
特にこの2つの点を強調して伝えました。
”宣言したことは必ず守る”と反対する両親を説得し続けると、渋々両親も入学を了承してくれました。
入学金や学費、1年間のおおよその生活費用を両親を渡した後、自分の貯金は殆ど無くなってしまいましたが、最後のチャンスが出来たことに心が躍る気分の私。
その後3か月後に数年お世話になった会社を円満に退職し、漫画家を目指す年間が始まったのです。
1年間全力で取り組むも、夢かなわず。やりきったと気持ちに整理がついた
そして待ちに待った入学。
同じクラスの人達は16歳の子~30歳近い人まで、年齢は様々でした。
デッサンの練習をし、漫画の理論を学び、仲間と刺激し合いながら作品を描く日々。
家に帰ってからも投稿作品を描いて、あっとう間に時間は過ぎる密な毎日が過ぎていきました。
今までのやり切れなかったという気持ちをぶつけるかのように、作品を描き、投稿を続けました。
そして1年後。
惜しいところまで行ったこともありましたが漫画家としては芽が出ずに、両親と約束をした挑戦の期間は終わりました。
夢を掴めませんでしたが、心は完全燃焼。
すっきりと晴れわたった気持ちで、”社会人生活に戻ろう”と心を切り替えることが出来た私。
その後は別の仕事に着き、囚われ続けた別の未来の自分と別れを告げることが出来ました。
夢を追う為に仕事を退社した社会人の経験から学べる三つのこと
では、私の経験から得た「学びと気づき」をお伝えします。
- 仕事を辞めて夢を目指すならタイムリミットを決めよう
- 夢がかなわなかったとしても、自分を誇りに思おう
- 人生は一度だけ。やらないで後悔は一生引きずる恐れがある
こちらです。
解説をしたいと思います。
仕事を辞めて夢を目指すならタイムリミットを決めよう
仕事を辞めて夢を目指すのなら、挑戦する期間を決めましょう。
時間が無限に出来たと考えてしまうと、どうしても時間を間延びした使い方をしてしまいがちだからです。
そしていつの間にか年を取ってしまった!というのは、怖いことですよね。
特に自分に甘いと自覚がある人は絶対に期限を決めておいた方がいいでしょう。
時間はまだあると思って、やるべきことを後回しにしてしまうからです。
自分だけで決めておくと心変わりをして変更してしまったりするので、周りの人に期間を宣言してあえて背水の陣を作るのも手ですよ。
夢がかなわなかったとしても、自分を誇りに思おう
私は専門学校に行くために退社をし、ほぼ全財産を失いました。
挑戦し続けても諦めても、どちらの道を選んでも間違いというのはありません。
諦めたとしても挑戦をしたという経験は何にも代えられないものですし、人間的に大きく成長できた貴重な体験なのです。
どちらの道を行ったとしても、挑戦して努力したことを誇りに思いましょう。
人生は一度だけ。やらないで後悔は一生引きずる恐れがある
私がずっとモヤモヤと燻っていたのは、夢に向かってやりきったと言えるほど努力をしていかった後悔の気持ちでした。
別の仕事をやっていても常に心の中に不満を抱えていて、とても残念な過ごし方をしてたと思います。
大人になると生活があったり守るものが増えていくので、新しいことを始めるのはとても勇気がいりますよね。
でも、後悔の念が何もしないで自然に癒えていくというのはなかなか難しいです。
人生は一度きりなのに、”こんなはずじゃない”と後悔をしながら後ろを向いて暮らすのは、非常にもったいないですよね。
前を向いてやりきったという気持ちの方が、あなたを成長させて未来へと押してくれると思いますよ!
まとめ
いかがでしたか?
私の人生経験から得られる「学びと気づき」は以下の3つ。
- 仕事を辞めて夢を目指すならタイムリミットを決めよう
- 夢がかなわなかったとしても、自分を誇りに思おう
- 人生は一度だけ。やらないで後悔は一生引きずる恐れがある
夢を諦められなくてモヤモヤしている
そう思っている人は、私の人生経験を参考にしてみてください。