
「飲食の仕事をこのまま続けられそうにない」
「過酷な労働環境で身体の限界を感じる」
と、心のどこかで悩んでいる方はいませんか?
実は僕も、そのうちの一人でした。
休みが取れない上に、長時間労働でサービス残業の連続に疲れてしまって…。
仕事にいくことが嫌になり、飲食業の社員の仕事を続けることに限界を感じていた経験があります。
休みが取れず、仕事だけの人生で終わるのは嫌だな…。
そんな悩みを抱えていた僕ですが、今は飲食業から離れ、他業界でワークライフバランスを維持しながら働けています。
何故、僕が飲食業から離れたのか。
それは、以下3つのことを飲食業で学んだからです。
- 飲食業の社員は自分の時間すらなく、いつまでも奴隷扱い
- 本社の評価を気にしている上司に振り回され続ける
- 限界でもなかなか辞めさせてもらえない
この3つです。
この3つとあなたの現状を照らし合わせていけば、飲食業の社員を改めて辞めるべきかを判断することが出来ます。
結果的に、「飲食業で今後も続けるべきなのかな…」「辞めたいけど、上司になかなか言い出せない」という悩みは限りなく減らすことが出来ます。
今回の記事は、
- 飲食業でこのまま働いていくべきかを考えている
- 飲食業を辞めたいけど、なかなか決心がつかない
上記のような人には、特に読んで欲しい内容です。
では、これから理由となる3つのことを説明していきます。
この記事を書いた人

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飲食業の社員は自分の時間すらなく、いつまでも奴隷扱い
飲食業は、『食を通じて人に喜びを与える』素晴らしい仕事です。
その反面、お客様が休む日時にどうしても働かなくてはいけない厳しさがあります
特に社員は、店舗運営全ての責任を取らなければなりません。
そのため、”なかなか自分の時間を持てない”のが現実であり、辞めたくなる理由の1つではないでしょうか。
社員は人が足りなければ休日返上
- 休みの日にアルバイトが欠勤したら強制出勤
- シフトが埋まらなければ出勤は必須
アルバイトの穴埋めは社員が”必ず”しなくてはなりません。
1店舗に複数社員がいる場合は問題ないですが、実は複数人配属されている店舗は稀ですよね。
「せっかく休みだと思ったのに出勤か…」ということは、飲食の社員を続ける上で避けて通れません。
人手不足の影響を一番受けている飲食業は、休日返上で働かなければならない将来が見えています。
常に長時間労働は当たり前
「お客様のために働くのは当たり前!」
僕が働いていた飲食業でも、社員会で管理職の方が決まって言っていた言葉です。
そのため、お客様を喜ばせるために長時間労働も厭わないという、社畜同然の扱いを続けることになります。
他にも長時間労働になる原因はあります。
- 忙しい時は退勤時間になっても社員は帰れない
- 店舗営業後に事務作業を行う
この長時間労働の働き方を、今後も続けていくのは骨が折れると考えている方は多いのではないでしょうか。
本社の評価を気にしている上司に振り回される
店舗と本社の橋渡しを行う上司(エリアマネージャー)が店長の上にいます。
店舗をより良くするために、熱心に動いてくれる上司も中にはいます。
ですが、本社からのプレッシャーで、自分の評価ばかりを気にして無茶を強いる上司も中にはいます。
飲食業は労働環境が過酷なだけでなく、上司に振り回されることも多いのです。
勤怠の残業時間を削って本社に提出
- 労働時間が長い
- 残業がとにかく多い
飲食業ではこの2つは特に避けられませんが、働いている以上勤怠を正しくつけるのは当たり前です。
ですが、店舗社員の労働時間が長いと、エリアマネージャーは本社からの評価が下がります。
僕も飲食で働いていた時に、『60時間は多いから半分の30時間に減らして!』と上司に指示されることもありました。
勤怠上は、規定内の残業時間が記載されて本社に届くため、店舗の実情が経営層に届くことはほとんどありません。
上司の評価は自然に上がりますが、店舗社員は労働の対価をもらえず、苦しんでいる方もいるのではないでしょうか。
限界でもすぐに辞めさせてもらえないため、早めの行動を!
前述で飲食業は、「休日返上」「長時間労働」「上司の評価によるサビ残」があるとお伝えしました。
これが”飲食業の社員は辛い”と言われる理由でもあります。
「将来自分の店を持ちたい」という夢がない限り、飲食業で社員として働いていてもいずれ限界を迎えます。
限界が来たら、身体を壊す前に辞めることが先決ですが、中々辞めさせてもらえないのも現実です。
人手不足から退職日を先延ばしにされがち
すぐに辞めさせてもらない最大の理由が「人手不足」です。
- 社員の人員配置を考える必要がある
- 辞められると直属の上司が激務になる
社員一人が退職するだけで、店舗運営が大変になるのが飲食業の実情です。
実際に僕が飲食業で働いていた時も、人員配置などに時間がかかり、なかなか退職日が決まりませんでした。
退職の旨を伝えたものの黙って待っていると、退職日を先延ばしにされがちです。
退職の際は、人手不足と言われても辞めるという意思を伝えて、上司と具体的な退職日を早めに決めるようにしましょう。
限界が来る前に強引に退職すべき
上司に”人が足りない”と言われれば、辞めにくくなる方も中にはいらっしゃると思います。
ですが、自分の中で飲食の仕事を続けることに限界を感じている時が一番の辞め時です。
辞めたいのに、上司に強く言われ渋々残って病んでしまっても、会社は助けてくれません。
辞めると決めたら、心身が限界を迎える前に退職することが先決です。
- 上司に強く言われて、なかなか辞められない
- 辞めることを中々伝えられずにいる
そうゆう方は、今話題の”退職代行サービス”を使ってみるのも手です。
まとめ
上記3つのことを抑えておけば「飲食の仕事を続けるべきなのか…」「辞める時はどうすればいいのか…」という悩みを限りなく減らせると思います。
今一度、飲食業の社員を辞めたい理由を考えて、今後のキャリアのためにも行動していきましょう。
僕自身、飲食業にいた時は「辛すぎて早く辞めたい」「生活があるから続けないと…」という気持ちの葛藤でしたが、今は辞めて良かったと感じています。
とは言え生活もある上に、やりたいことがなければ転職のハードルは高いと思います。
下記の本は、『今の会社を続けるべきかの判断材料』『やりたいことの見つけ方』が書いてあるため、今後のキャリアを見直すなら必須です。