
「風通しの良さを推している職場って本当は危険なの?」
「職場環境をアピールする会社って社長のワンマン?」
と、疑問に思っている方はいませんか?
僕も実は、そのうちの一人でした。
「明るく、和気あいあいで働きやすい環境です!」と魅力的な内容に誘われて会社に入ったものの…。
実際は社長のワンマン会社。
職場環境が魅力的に思えて入社したものの、「強制の社内イベント」「社長の言うことは絶対」で息苦しさを今も感じています。
強制参加の飲み会、上司に異常に気を使うのが疲れる…。
今でも悩みを抱えている僕ですが、風通しが良いなど、職場環境をアピールしている会社は働きにくいんだと良い勉強になっています。
なぜ、僕が良い勉強になったのか。
それは、以下3つのことを経験により学んだからです。
- 社長の言うことは絶対!という暗黙のルールがある
- 社内行事は基本的に強制参加
- 風通しが良いはずなのに離職率が異常に高い
この3つです。
この3つを抑えておけば、風通しの良さをアピールする会社の実態を知れると思います。
結果的に「風通しの良さで入社したのに、もう辞めたい!」というミスマッチは減らせると思います。
今回の記事は、
- 風通しの良さをアピールする企業の実態を知りたい
- 応募したい企業が風通しの良さを推していて気になる
上記のように考えている人に、特に読んで欲しい内容です。
では、これから解決策となる3つのことを説明していきます。
この記事を書いた人

Contents
社長の言うことは絶対!という暗黙のルールがある
「和気あいあいで風通しが良い職場!」と、記載がある求人は職場環境を重視する方にとって魅力的だと思います。
職場環境を重視していた僕も、魅力的な言葉を面接で聞いて入社を決めました。
しかし実際は、「全く風通しが良くなく、社長と上司の言うことは絶対!」という環境の中で働くことになりました。
風通しが良いのは社長やお気に入りの上司だけで、部下や新人は働きにくいのが現実です。
社長の指示は”YES”で答えるが基本!
どの会社に入っても上司の言うことは絶対です。
ですが、風通しが良いを売りにしている会社の社長は、特に部下やお気に入りではない社員の声を聞くことはありません。
社長の指示は絶対で、”NO”ということが許されない軍隊のような環境です。
社長が指示する施策が適していなく、結果が出ないことがわかっていても実行しなければなりません。
そして結果が出なかった場合、責任はこちらに押し付けられるという理不尽な扱いをされて追い詰められます。
反論すると逆ギレされて最悪な事態に!
「社長の言うことは絶対!」
これは暗黙のルールなので、入社したての頃はわかりません。
僕や同期、後輩も入社したばかりの頃は気付かずに、データを基に自分の考えを正直に伝えていました。
そうすると…
- 俺の意見が間違ってるって言いたいのか!!
- アイツは言うことを聞かないからいらない
などと怒鳴りながら言われて、後処理が大変になります。
どんなに伝え方に気を使っても、意見することは許されません。
自分の仕事だけでなく、社長のご機嫌を損ねない様にしなくてはならず、精神的な疲労感が増えていきます。
社内行事は基本的に強制参加
実際にブログなどで社内行事の事を紹介されていると、本当に風通しが良いと感じます。
ですが、基本的に社内行事は強制参加という裏があります!
僕自身、外せない用事があり不参加の旨を伝えましたが、社長の機嫌を損ねる結果に…。
そして、泣く泣く自分の予定を必死に削って社内イベントに参加した経験があります。
一見、ブログなどで楽しそうに見える社内行事も、実は辛い背景があります。
社内イベントは社長の自己満と接待が目的
頻繁に実施される社内イベントは、ブログで良いアピールになります。
そして、結果的には募集をかけた時に”風通しの良さ”を伝えることができます。
ですが、実際は社長が考えた強制参加の社内イベント。
- 社長をとにかく持ち上げる、褒める
- 社長を中心にトークする
という、社長の接待とご機嫌を取る飲み会がほとんどです。
実は昇給・賞与にも、このポイントが加算されるという仕組みになっていたりします。
写真を見ると楽し気ですが、実際は社長の自己満であることも事実なのです。
風通しが良いはずなのに離職率が異常に高い
転職サイトで風通しが良いと記載があるのに、常に求人を出している企業もあります。
風通しの良さをアピールする企業は、「人の入れ替わりが激しい」「メンバーを大切しない」という環境の所が非常に多いです。
求人に楽しそうな写真を多数掲載していても、華やかなのは表向きだけの企業がほとんどです。
上司の扱いに疲弊して辞める人が後を絶たない
- 社長の言うことは絶対
- プレッシャーをかけられる
- プライベートのことも干渉してくる
- 飲みの席ではセクハラもあり
- 社長とお気に入りの上司には異常に気を使う必要があり
など、仕事以外に気を使うことが多く、ストレスを抱える方も少なくありません。
他の会社でもありがちな内容な気もしますよね。
しかし、居心地の良さを推している会社は、この部分に異常に気を使わなくてはなりません。
そして我慢することに限界を迎えて、退職を選択する方が後を絶たないのです。
“風通しが良い会社です”は、一見魅力的に思えますが、長く働くことに適さない会社なのも事実なのです。
特に、平均年齢が低い会社は要注意なので、避けるか入社した場合は早く辞めることが先決です。
まとめ
上記3つのことを抑えておけば、この会社に入社しなきゃ良かったと後悔せずに済むと思います。
募集要項の内容を鵜呑みにすると、失敗する可能性があります。
今一度、風通しの良い会社に応募すべきかを、しっかり考えてみると良いと思いますよ。
特に、次は会社選びに失敗したくない!と思った方は、良い企業の見極め方を学んでみると良いと思います。
僕自身も、自称風通しが良い会社に入って、企業の選び方や働き方を改めて考えるようになりました。
下記の本を読んでみると、企業を選ぶ際のポイントがわかり、ミスマッチを減らすことが出来ると思いますよ。