
今回は、両親が厳しすぎてうんざりした私の経験をもとに『両親が厳しい本当の理由と対処法』をご紹介します。
- 家のルールが厳しくて息がつまりそうな人。
- 親がうるさくてうざいと思っている人。
- 他の家のルールが緩くて羨ましく感じる人。
このように思っている人に読んでいただきたいです。
特に、両親が厳しいので早く家を出て、距離を取りたいと思っている方に読んでいただきたいと思っています。
私が経験した『両親が厳しすぎる事』からの学びは、
- 結婚して自分の子供の教育について悩む女性
- 自分の子供には厳しすぎない教育をしたい
と、自分の子供の躾について悩むお母さんにはとても参考になる内容となっています。
今まで両親がうざいな〜と思っていた人は、これから違った目線で親を見ることができるようになるはずです。
- 厳しすぎるのはあなたのことを思っての事
- 他人の家族と自分の家族を比べない
- 親の意見は半分理解し、自分の意見も持つ事を忘れない
両親が厳しく、窮屈に感じていた私の経験談からお話ししたいと思います。
この記事を書いた人

Contents
両親が厳しく、監視されていると感じていた子供時代
どこの家庭でも家のルールはありますよね?
私の両親は躾に厳しく、子供時代は非常に窮屈に感じていました。
今では、その窮屈さも学びだったと感じています。
家のルールが厳しく、窮屈だと思っていた10代
親が厳しいとハッキリ感じたのは小学生の頃でしょうか。
父親は躾に、母親は心配性な性格からうるさく言われていました。
どんな事にうるさいかといえば、
- 食事中は必ず正座で食べる
- 箸の持ち方や食事マナーにうるさい
- 朝は6時に必ず起きるようにされる
他にも、出かける時はどこに行くのか必ず親に報告し、電車で友達とプールに行く時は『出かける計画表』も作るよう言われました。
また、心配性の母親にはいつも監視されているような感じがしていました。
具体的には、
- 高校生の時、部活が終わったら親に帰る電話を入れなければ行けない(夕方6時とかでも)
- 徒歩10分の電車までの道を迎えにくる
- 私の部屋の掃除を勝手にされる
思春期の頃はすごく嫌で、衝突する事も多かったです。
大人になった今、親の気持ちも分からなくないですが、もっと伸び伸びと暮らしたかったですね。
初めての都会暮らしは危険も多かった
学生時代から、早く家を出てもっと遅くまで遊んだり、自由に生きたいと思っていました。
就職を機に上京し、念願の1人暮らしを始めます。
親元を離れて寂しいと思う反面、これでやっと自由に生きられると毎日楽しく暮らしていました。
しかし都会は楽しい事も多ければ危険な事もたくさんありました。
女性の多い職場だったので、
- 痴漢
- 付きまとい
- ひったくり
- 夜中に茂みに連れて行かれた
という犯罪の話はよく聞いていました。
私も知らない人に後をつかれた事が何回かありましたが、幸い大事にはなりませんでした。
地元では考えられないくらい、都会では犯罪が溢れていましたね。
自然と警戒心が強くなっていた
当時私の職場は終了時間が遅く、終電まで働いていた事もザラにありました。
また、都会は地元と違って遅い時間でも外が明るいので、結構人が歩いている事も多かったです。
それでも帰宅する時間は0時を過ぎている事も多く、自然と警戒心を持って帰るようにしていました。
具体的にしていた防犯は、
- 帰る時は小走りで帰る
- 後ろを何度も振り返りながら帰る
- 手には何かあった時の為にいつも日傘を持つ
また、マンションに着いた時も
- エレベーターで誰かと一緒になった時は、自分の階以外で降りる
- エレベーターで誰かと一緒になった時は、自分の背中を向けて立たない
- 家に入る時は周りに人がいないか確認
電車に乗る時も、
- 満員電車は避ける
- 自分が電車に乗る位置は端っこで、背を向けない
- 触らせないオーラを出す(笑)
など、誰に何か言われたわけでもないのですが、かなり気をつけていました。
両親の厳しさが身を守る基礎を作っていた
子供の頃は両親の厳しさが辛くて、早く解放されたいといつも思っていました。
今思えば、私は子供時代かなり自由奔放な子だったような気がします。
女の子遊びがあまり好きではなく、放っておけばどこまでも言ってしまう子でした。
男の子ならまだしも、女の子が勝手に何でもしていたら危ない目に遭う事もあったでしょう。
今振り返ると危ない目に遭わないように、外に出ても自然と自分を守る基礎が作られていた事に気付きました。
他にも詐欺や変な勧誘など色々ありましたが、騙された事はありません。
他にも食事のマナーや人との関わりなどはうるさく言われたので、人前に出ても臆する事もありませんでした。
また、門限が厳しかった事で、非行に走らずにいられたと今では感謝しています。
両親の厳しさには意味がある
両親が厳しくて辛かった私が感じた「学びや気付き」についてお伝えしていきます。
- 厳しすぎるのはあなたの事を思っての事
- 他人の家族と自分の家族を比べない
- 親の意見は半分理解し、自分の意見も持つ事を忘れない
特に最後の「親の意見は半分理解し、自分の意見も持つ事を忘れない」というところはしっかりと見ていただきたいです。
1つ1つ解説していきますね!
厳しすぎるのはあなたの事を思っての事
子供の頃はまだ視野が狭いので、「この言葉は自分の事を思っての事だ!」なんて捉えられないと思います。
言われた事が身になるのはずっと先になりますが、大人になっても両親がうざいと思わないでいただきたいです。
大人になった今では親に言われた事に感謝しつつも、「うざかったな」と思い出話になっています。
しかし大きな犯罪に巻き込まれる事もなく生きてこられたのは、両親がしっかり見てくれていたからだと思うのです。
他人の家族と自分の家族を比べない
自分の家のルールは、どうしても他人の家族と比べてしまいます。
私の家では、土日関係なく早起きしなければいけませんでした。
しかし、友人の家では休日はいつまでも寝ても良いルールになっており、すごく羨ましかったのを覚えています。
どちらが正解でどちらがダメだというのはありませんが、他人の家族と自分の家族を比べたところでキリがありません。
羨ましいと思うよりも、なぜ”自分の家は”他の家と違うのか?をよく考えて、理由を探したほうがよっぽど良いと思います。
親の意見は半分理解し、自分の意見も持つ事を忘れない
両親が厳しいのは自分の事を思っての事。
それは間違い無いのですが、親の言う事すべて言いなりになってはいけません。
私は親の言う事をしっかり聞く子に成長しました。
そのおかげで、世の中の危ない事から身を守る術を教わって感謝しています。
しかし同時に自分の意見を持たない欠点も生まれてしまったのです。
今ではだいぶ改善していますが、自分で何か決めて行動するのが未だに苦手になっています。
親の意見は100%正しいわけではありません。
両親の意見は半分理解し、自分はどうすべきかを常に考える力も養うようにしましょう!
まとめ
いかがでしたか?
私の人生経験から得られる「学びや気付き」は以下の3つになります。
- 厳しすぎるのはあなたの事を思っての事
- 他人の家族と自分の家族を比べない
- 親の意見は半分理解し、自分の意見も持つ事を忘れない
両親が厳しくて距離を置きたいとだけ思う方は、是非一度考え方を変えてみてはいかがでしょうか?
すべて親の言う通りにすると、後々生きづらさを感じる事もあります。
親には感謝をしつつ、『自分はどう行動すべきか』は見失わないようにしていきましょう!