
これは、双子の母である私が、息子たちの夏休みの読書感想文で疲労困憊した人生経験を記事にしたものです。
- 小学生の読書感想文は、どのように進めればいいのだろう?
- 後回しにして、最終日に慌ててやることのないようにしたい。
そのように思っている人に、この記事を読んでほしいです。
特に、兄弟で読書感想文に取り組むお子さんを持つ方には、非常に参考になると思います。
私のこの人生経験は、
- 子どもの宿題を見るのに、大変な思いをしたくない。
- ゆとりを持って宿題を終わらせたい。
と心のどこかで思い始めた人の悩みを解決するのに役立つはずです。
あなたの子どもが夏休みの宿題に読書感想文があるなら、親子で苦しい思いをしないために役立つ学びがきっとあるはずです。
- スケジュールを見える化する。
- 休みの前半に終わらせる。
- 選ぶ本は子どもに任せっきりにせず、親がちゃんとチェックする。
まずは私の人生経験から、話していきたいと思います。
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Contents
計画不足だった為に親子で読書感想文を一日でやる羽目になった経験談
これは、今から4年前。双子たちが小学3年生の時の話です。
夏休みを数日後に控え、本を持ち帰ってくる。
持ち帰ってきた本は、学校の図書室で借りたものでした。
いつもは本なんて持って帰ってこないのに、どうして持ち帰ってきたのか理由を聞くと、
とのことでした。
読書感想文を書くのは、去年に続いて2度目の挑戦。
2人が選んだ本は、ほどほどに長さがあって読みやすく、空想の世界が描かれた物語でした。
夏休みに突入。しかし読書感想文は後回しにする毎日。
夏休みに入り、毎日自由気ままに遊ぶ息子たち。
公園で一日過ごしたり、友達の家にお邪魔して、休みを満喫していました。
家に帰ってくると、大好きなゲームをするために渋々宿題に取り組みます。
ゲームをするには、宿題をしないと出来ない約束なので、プリントやノートを使った問題から手を付けていました。
時間のかかる読書感想文を後回しにしていたことは、親として少し気がかりでした。
息子たちにも考えがあるんだろう。
そう思って、やるように声はかけるものの、強制はしないことにしました。
そうしてスケジュールを子どもたちに任せたまま数週間。
夏休みはあっという間に過ぎていきました。
夏休み最終日。読書感想文に一つも手をつけていないことが発覚!
夏休みもあと一日、次の日を始業式に控えた朝です。
しくしく泣きながら訴える子どもたち。
読書感想文が進んでいないことは薄々気付いていましたが、まさか一つも手をつけていないとは…!
小言の一つも言いたくなりましたが、何より時間がない。
突き放すことも出来ましたが、本人たちも泣いて訴えているし、やはり親としては締切をちゃんと守ってほしい。
そして、息子たちの文章能力を考えると、もう手伝うしかないと思いました。
2人分の読書感想文。
まずは1冊ずつ本を読んで、自分も内容を把握することから始まりました。
親子で疲れて睡眠不足。締切には間に合ったが罪悪感が。
自分だったらどうする?
そんなことを質問してはメモ紙に書き、それらを組み合わせて文章を作っていきました。
しかし、選んだ本は空想の物語です。
感想文は、自分の経験と繋げながら書くのが良いとされていますが、それが上手く繋がらず、なかなか進みません。
下書きを作っている時点で、息子たちの集中力は切れており、清書する気力も残っていませんでした。
まだ時間があれば、次の日に回せることも出来たのに、やめられない。
息子たちは、終始涙を流しながら、嫌々書くことに丸一日。
朝の8時から始めたのに、終わったのは夜の11時でした。
次の日、子どもたちは2学期初日から睡眠不足で登校。
自分も疲れた上に、子どもの宿題にかなり手を出してしまったことで、非常に後味の悪い夏休みとなりました。
親子で読書感想文に追われ疲労困憊した失敗から学べる3つのこと
では、前述した私の人生経験から得た「学びや気付き」をお伝えしたいと思います。
- スケジュールを見える化しよう
- 時間のかかる宿題は前半に終わらせよう
- 選ぶ本は親もチェックしよう
こちらですね。
1つ1つ解説していこうと思います。
スケジュールを見える化しよう
まず、子どもでもわかるように、宿題の計画をしっかりと立てておくべきでした。
- 宿題が全部でどれだけ出されているか、全体の把握。
- 出かける予定などを確認し、いつまでにどのくらい終わらせておけばいいのか。
最初に計画をしっかり立てていれば、こんなに読書感想文に追われることもなかったでしょう。
早めに取り組むように、声だけは毎日掛けていました。
しかし、それだけでは、子どもにとっては実感もなく、緊迫感も全く伝わっていなかったんです。
今回のように、後回しにして締切ギリギリにしてしまうと、良いものも書けないし、体力的にも精神的にも疲弊します。
子どもの文章嫌いにもつながりかねません。
早い段階で、宿題の計画表を、子どもでもわかるようにしっかりと紙に書き、どのように進めるか対策を考えましょう。
時間のかかる宿題は前半に終わらせよう
読書感想文は、小学校低学年のうちは、自分ひとりでこなすのはなかなか難しいです。
感想文を書く機会が、学校でもほとんどないからです。
ですから、よっぽど文章を書くのが好きな子ではない限り、親の手伝いは必要になるでしょう。
しかし、どれだけ手伝いがあったとしても、最終的に仕上げるのは子ども自身です。
集中力がなかったり、思うように進まないこともあるでしょう。
そんなときに、日数に余裕があると、次の日に分けて書き進めることが出来ます。
心の余裕も、ギリギリに焦って書くのとは全く違います。
時間のかかる宿題は、出来るだけ前半に終わらせるように計画しましょう。
選ぶ本は親もチェックしよう
今回、自分の経験につなげられなかった本を選んでしまったことも、読書感想文が進まなかった要因の一つでした。
経験談は、感想文ではとても大事で、それを書かないと感想文として成り立ちません。
あらすじだけの要約した文章になってしまいます。
ですから、もっと早くに自分も本を読んで、子どもの経験談とつなげられそうかチェックすべきでした。
子どもが感想文用に本を選んだら、親も早い段階で読んでみることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私の人生経験から得られる「学びや気付き」は以下の3つ。
- スケジュールを見える化しよう
- 時間のかかる宿題は前半に終わらせよう
- 選ぶ本は親もチェックしよう
「子どもの宿題で大変な思いをせず、ゆとりを持って終わらせたい。」
そう思っている親御さんは、私の人生経験を参考にしてみてはいかがでしょうか?