
これは、私の生後0ヵ月の息子がRSウィルスに感染し、大学病院に入院した経験を記事にしたものです。
- 風邪とRSウィルスは何が違うの?
- 寒くなると病気が流行しやすいので、赤ちゃんが心配
このように思っている人にこの記事を読んで欲しいです。
特に、RSウィルスが赤ちゃんに危険だと聞き、不安を抱く人に非常に参考になると思います。
私のこの経験は
- 赤ちゃんがRSウィルスに感染するとどうなるの?
- 赤ちゃんが入院することになったらどうしよう
と心細い思いを抱いている人に役立つはずです。
今、あなたが赤ちゃんの体調を心配しているのならば、少しでも慌てないための学びがあると思います。
- ミルク(母乳)を吐き出し、飲むこともできないなら要注意
- 異変に気づいたら、早急に診察してもらおう
- 赤ちゃんの入院は親も過酷。出来るだけ身体を休ませて
Contents
新生児の息子がRSウィルスに感染し入院した経験談
2人目の子供を出産し、退院した私。
生まれたばかりの次男と幼稚園生の長男を連れて、そのまま実家へと里帰りをしました。
実家に着いてからは、次男のお世話で慌ただしい日々へと突入です。
退院して2週間目、生後0ヵ月の次男が咳をし出す
そんな日々が続いたある日。
幼稚園帰りの長男が咳込み、微熱がある事に気が付きます。
次の日掛かりつけの小児科へ連れていくと、風邪との診断でした。
長男は帰ってからも長男は咳がひどく、次男からは離れて過ごして貰うことに…。
5日ほど経つ頃、症状は無事に改善した長男。
しかしその直後、今度は次男が咳込むようになってきたのです。
慌てた私は、すぐに長男と同じ病院に連れていきました。
微熱が下がらず、激しい咳で母乳を吐き出す次男
診断の結果は、やはり風邪。
診察から3日ぐらい様子を見ていましたが
- 微熱が続く
- 咳が激しく母乳が飲めない
と、症状がどんどん悪化していく次男。
息が止まりそうなほど咳き込んだ後、胸からヒューヒューという音が聞こえた時に
と不安に襲われました。
すぐに長男と同じ病院で診察を受けたところ
とお医者さんからの一言が。
赤ちゃん以外は感染しても、普通の風邪とあまり大差ないんですが。
詳細を聞くと、赤ちゃんには重篤な細気管支炎をもたらす恐れがあるとのこと…!
聞いていた私は事態を飲み込めませんでした。
夜中も嘔吐!とうとう大学病院に入院することに
診察後も次男は回復する様子はなく、夜中に授乳しても咳込んで全部吐き出してしまいます。
私は心細さで潰れそうでした。
その時、ずっと次男の様子を見守っていた母からこの一言が。
明日すぐ紹介状を書いて貰って、大学病院に行った方がいいよ!
不安な夜を超えて朝一番、いつもの病院に行き紹介状を書いて貰いました。
その後、次男と夫を連れて大学病院へ。
紹介状があったので、観てもらうまでの流れはスムーズでした。
検査のためにタンカで運ばれる次男。
細い腕には点滴するための針が刺さり、色々な線が身体にたくさん繋がれています。
特にレントゲンを撮る時、親にとって辛い時間でした。
赤ちゃんはじっとしていることができないので、きつめに拘束をしなくてはいけないのです。
小さな赤ちゃんがら泣き叫ぶ様子は、親にはショックな光景でした。
検査の結果は、やはりRSウィルス感染症…。
細気管支炎も発症していました。
まだ生後0ヵ月ということで容体が急変する恐れがあるため、急遽入院をすることになったのです。
次男に付き添い続ける入院生活…7日目に無事退院!
入院する個室に案内された時は、既に夜10時くらいでした。
疲れでぼーっとしながら、入院の書類を記入します。
その日から、いつも通りミルクやオムツのお世話に加え
- 薬を吸入させる
- 定期的に体温を計測し、記録する
など、親もたくさんやることがありました。
幸いなことに、入院中は割と容体が安定していた次男。
咳の数が少し減った頃、退院の日が決まります。
入院した日から一週間後の事でした。
久々に家族が揃い、病院を後にします。
子供病棟は、感染症予防のために18歳以下の人は入ることができません。
お見舞いにも来れず寂しさを抱えて待っていた長男を、ギュッと抱きしめました。
RSウィルス以外にも子供に危険な感染症ははたくさんありますので、これからも注意して見守っていこうと思います。
新生児の息子がRSウィルスに感染した経験から学ぶ3つの事
では、私の人生経験から得た学びをお伝えします。
- ミルク(母乳)を吐き、飲むこともできないようなら要注意
- 異変に気づいたら、早急に病院(救急)に行き診察してもらおう
- 赤ちゃんの入院は親も過酷。出来るだけ身体を休ませて
解説します。
ミルク(母乳)を吐き、飲むこともできないようなら要注意
RSウィルスは咳が激しくなるので、ミルクの飲みが悪くなったり嘔吐してしまうという問題があります。
私の息子も、せっかく飲んでもその度に吐き出してしまい、水分も栄養も取れない状態になってしまいました。
咳は体力を大幅に消耗しますし、ミルクも何も摂れない状態は大変危険です。
病院には点滴などの栄養を取れる設備があります。
ミルクが飲めない状態になってしまったら、すぐに入院の相談をしてみましょう。
異変に気づいたら、早急に病院(救急)に行き診察してもらおう
子供は、元気だと思っていたらなんの前触れもなく発熱をしたり、急に体調が悪化することが。
身体が小さく抵抗力がまだついていない赤ちゃんは、その傾向が更に強いです。
いつもの赤ちゃんの様子を親以上に知っている人はいません。
親であるあなたが”何かおかしい”と思ったら、すぐに病院に行きましょう。
夜間であったら救急へ。
救急ですと事前に連絡が必要ですので、電話に救急の連絡先を入れておくと慌てずにすみます。
赤ちゃんの入院は親も過酷。出来るだけ身体を休ませて
ウィルスと戦う赤ちゃん自身が1番大変なのですが、親も心身共にかなり疲れが蓄積されます。
慣れない環境での看病なので、尚更です。
少しでも身体を休ませるために、赤ちゃんが寝ている時は一緒に眠りましょう。
甘いものは疲れを癒しますので売店で好きなスイーツを買ったり、親であるあなたも自身も十分に労ってあげてくださいね。
赤ちゃんにはママが元気なことが何より励みになりますよ!
まとめ
いかがでしたか?
私の人生経験から得られる学びと気づきは以下の3つ。
- ミルク(母乳)を吐き出し飲むこともできないようなら要注意
- 異変に気づいたら、早急に病院(救急)に行き診察してもらおう
- 赤ちゃんの入院は親も過酷。出来るだけ身体を休ませて
赤ちゃんがいるのでRSウィルス感染症が心配という方は、ぜひ私の人生経験を参考にしてみてください!