
この記事は、インドア派の友達を12月という寒い時期に半ば無理やり説得してキャンプに連れて行ったら、体調が悪くなってしまった経験で執筆します。
- キャンプが好きだから、寒くなっても行きたい!
- 友達はキャンプ初心者だけど、防寒具を貸すから大丈夫なはず!
このように、いろんな人とキャンプに行きたい方に向けて記事を書きます。
特に、説得してキャンプに連れて行きたい人が「キャンプ初心者のインドア派」な方に読んでいただきたい記事です。
僕の人生経験は
- 友人を説得して冬キャンプに行きたい
- 初心者を連れて行く冬キャンプでの注意点を知りたい
こんな思いの方にピッタリです。
もし、あなたが初心者を説得して冬キャンプに連れて行きたいのなら、ビギナーをキャンプに連れて行くことの注意点がわかるはず。
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キャンプは慣れない環境なので体調を崩しやすい
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グループの中の最も初心者の人に合わせるべき
- 冬キャンプの寒さ対策は「やりすぎ」くらいやる
この記事を書いた人

Contents
インドア派な友人を説得して冬キャンプに連れて行ったら、風邪をひきました
僕には、職場ではよく話すけど、一緒には遊びに行かないインドア派な友人がいました。
インドア派な友人を説得して冬キャンプに連れて行きました
職場でよく話す友人は一緒に飲み会もする仲でしたが、休日に遊びに行くことはありませんでした。
なぜなら、彼は超インドア派。
休日は部屋にこもってゲームをしていたのです。
しかし、アウトドア派の僕は彼とキャンプに行きたいなあと思い、ついに声をかけました。
最初は渋っていましたが、まあ、1泊くらいならと了承。
友人用のテントなども手配し、キャンプ当日を迎えました。
ただ、そのころは12月で、初心者には非常に辛い寒さ。
僕は慣れていたので気にしてませんでしたが、自分が大丈夫だから彼も大丈夫と勘違いしていたんです。
就寝するまで、問題なく過ごしました
キャンプ当日。
12月とはいえ、愛知県の寒い地方でもないし、よく晴れていましたし、焚き火もしていたのでそれほど寒くなかったです。
夜も11時くらいになって「さあ寝よう」という話になり、自分たちのテントに入って就寝しました。
まさか翌日あんなことになるなんて・・・
起きたら、友人が高熱を出して起きられない状況
朝起きて、僕はテントの外で朝食を食べてゆったりしていました。
しかし、日が昇って結構な時間経っても、友人が起きてきません。
ちょっと心配になった僕は彼に声をかけました。
本当に体調が悪そうだったので、キャンプをすぐにやめて帰宅。
彼を家まで送り届けました。
翌日の仕事も体調不良で休むことになった
友人は翌日の仕事も体調不良で休みました。
2日後に復帰した友人に聞いてみたら、なんと熱が39度まで出たそう。
彼は笑って許してくれましたが、半ば強引に冬キャンプに誘って悪いことをしたなあと反省しました。
それからは、初心者の友人とキャンプに行くときは「やりすぎ」くらいの準備をするようにしています。
インドア派の友人を冬キャンプに連れて行き失敗した僕の3つの学び
僕の人生経験から得られた「学び・気づき」をまとめます。
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キャンプは慣れない環境なので体調を崩しやすい
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グループの中の最も初心者の人に合わせるべき
- 冬キャンプの寒さ対策は「やりすぎ」くらいやる
解説していきます。
キャンプは慣れない環境なので体調を崩しやすい
慣れない環境で体調を崩しちゃう人っていますよね。
キャンプも楽しそうなイメージですが、普段の生活環境とはかけ離れています。
電気もないし、テントに入らなければ風を凌ぐ壁もありません。
もちろん、快適なベッドも無し。
キャンプは慣れていない人にとっては非常にキツい環境なんです。
自分が慣れてるから、友人のことを全然考えていなかったんです。
常備薬は持ち物に入れるべき
キャンプには常備薬や治療用の道具は持っていくべきです。
オススメは以下の3つ。
- 解熱剤
- 絆創膏
- ピンセット
今回でいうと、アスピリンなどの解熱剤が欲しかった。
さらに、キャンプは切り傷なども多いので絆創膏も欲しいですね。
最後に、木のささくれなどが指に刺さることもあるので、ピンセットがあると安心。
アウトドアショップやAmazonに「ファーストエイドキット」というものが売っているので、それに解熱剤を追加で入れてキャンプに持っていけば完璧です!
なんともなかったですが、暗いので手元が狂ったようです・・・
グループの中の最も初心者の人に合わせるべき
キャンプに限らず、なんでもグループで行動するときは一番の初心者に合わせるべきです。
僕は3人経験者、1人初心者のグループで行ったのですが、完全に経験者のペースでキャンプしていました。
冬キャンプ・風呂トイレ無しのキャンプ場・最低限な装備など・・・
初心者の友人にとっては寒くて疲れて寝られなくて、非常に大変だったかと思います。
初心者に優しいキャンプ場でキャンプしよう
キャンプ初心者がいる場合、何があってもいいように初心者向けのキャンプ場でキャンプすると安心です。
例えば、下の2つ。
- 電源付きのオートキャンプ場
- コテージを借りる
電源付きのオートキャンプ場を借りてヒーターなどの暖房器具を持ち込めば、寒さに震えることなく過ごすことができます。
また、防寒対策がしっかりしたバンガローを借りれば、寒さは確実に問題ありません。
慣れたキャンパーは苦しい修行みたいなキャンプに価値を見出しがちですが、初心者はただ楽しいキャンプがしたいだけです。
グループの中の最も初心者に合わせてキャンプ場を選びましょう。
焚き火とかをしっかりやればキャンプ感も出せるし、問題なかったです。
冬キャンプでは、特に寝るときの寒さ対策は「やりすぎ」くらいやる
冬キャンプで大切なことは、やりすぎくらいの寒さ対策。
12月といえど僕らがキャンプしたのは東海地方なので、日中はそれほど寒くありません。
しかし、夜中はより気温が下がって氷点下になることも少なくない。やりすぎくらいの寒さ対策が必要なんです。
僕がオススメの寒さ対策は優先度順に以下の通り。
- 暖かい寝袋と厚いマット
- 暖かい服装(特に靴下と手袋を重ねる)
- ホットカーペットなどの電気を使う暖房器具
- ストーブ(一酸化炭素中毒に注意)
- (おまけで)使い捨てカイロ
最優先は暖かい寝袋と厚いマットです。家から布団を持ってこれば代用は可能ですが、とにかく寝具だけはちゃんとしないと本当にキツいです。
寝袋とマットは何枚重ねてもオーケーですよ。僕は氷点下まで下がるキャンプだと3枚重ねにします。
そして、末端部である手先足先はとても冷えるので、手袋と靴下を何枚も持っていきましょう。
僕は冬キャンプは電気なしでやるので、この2つでなんとかしのぎます。
あとは電化製品の力を借りれば寒さはどうにでもなります。キャンプ初心者の方は電気の力を借りた方が無難でしょう。
経験上、使い捨てカイロは寒すぎる日にはいまいち効果を実感できません...
軽いので、持って行く分には大賛成ですが、あまり信頼を置かないようにしてください。
準備不足で寒いのはどうしようもない...
冬キャンプは危険であることをお忘れなく!
冬キャンプは、危険な遊びであることを忘れないでください。
春夏秋のキャンプとはワケが違うので、ちょっとした観光気分だと本当に死んでしまいます。
例えば、関東の人気キャンプ場「ふもとっぱらキャンプ場」ではテントの中で亡くなった人がいます。
一酸化炭素中毒か、寒すぎたか、詳細は不明ですが死亡事故が起きたのは確か。
これからの時期、キャンプ場は凄く冷え込みます😢
シュラフは気温にあったものよりワンランク上を用意して、石油ストーブを利用する場合は、一酸化炭素警報機を寝る位置の高さに取付、就寝中は消すなど対策を忘れずに🤔間違っても、炭を起こしたりしたら即死です。ふもとっぱらで実際あった死亡事故↓ pic.twitter.com/wm6F8lZUtA— はじめてのソロキャンプを楽しもう☆ (@Hajimetenosoro) October 17, 2019
冬キャンプをやるときは、やりすぎくらいの装備が必須です。
まとめ:冬キャンプは適切な持ち物で楽しもう!
僕の人生経験から得られることは以下の3つ。
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キャンプは慣れない環境なので体調を崩しやすい
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グループの中の最も初心者の人に合わせるべき
- 冬キャンプの寒さ対策は「やりすぎ」くらいやる
初心者を冬キャンプに連れていきたいあなた。
ぜひ、初心者を最優先におもてなしをし、キャンプの楽しさを分からせてあげましょう!