
これは、成績を伸ばしたくて睡眠を削ったけど、眠気で頭が働かないことから勉強の質が落ちた人生経験を記事にしたものです。
- 模試の点が悪かったので成績を伸ばしたい
- 睡眠を削って勉強時間を確保したい
このように思っている方に、この記事を読んで欲しいです。
特に、「模試の成績が悪く、睡眠時間を削って成績を伸ばしたい」と感じている人に非常に参考になるかと思います。
私の人生経験は、
- 模試の点数が上がらない
- 睡眠時間を削ってでも勉強時間が欲しい
と思い始めた方の悩みを解決するのに役立つはずです。
今、あなたが成績を伸ばしたいなら、勉強の効率を下げないために役立つ学びがあると思います。
- 平均の睡眠時間を目安にする
- 自分の体に合った睡眠時間を取る
- 睡眠を大幅に削れるのは、限られた2%のみ
まずは私の人生経験から、話していきたいと思います。
この記事を書いた人

Contents
睡眠の取り方を見直す事で勉強の生産性が上がった経験談
6年前、国家試験の合格を目指して勉強をしていました。
国家試験を受けるには、大学の模試で基準点を超えなければいけません。
ですが、毎月ある模試の点数は学科で最下位。
そのため、睡眠時間を削ってでもなんとか成績を上げる必要がありました。
国家試験に向けての模試の点数が伸びない事に焦り始める
模試は1ヶ月に1回ありました。
そして、月を重ねるほどに大学の模試の難易度は上がっていきます。
そのため、必死に勉強してもなかなか成績は伸びません。
実際、3ヶ月ほど模試を受けながら勉強をしていましたが、点数が伸びても10点くらい。
最下位の順位は、大幅に良くならずに次第に焦りが溜まっていきました。
点数の良い友達の言葉を元に睡眠を削り始める
私が仲の良い友達は、成績が良い人ばかりでした。
私は、いわゆる落ちこぼれだということです。
そのため、成績が良い友達の意見は全て取り入れるように試していました。
ある時、点数の良い友達が「眠たい時に寝て、目が覚めたら勉強をしている」という事を言っていたので、取り入れる事にしました。
なんとか成績を上げたかったので、試さない手はありませんでした。
実際にやったのが以下の方法です。
- 机の側に布団を置く
- 常に布団の上で過ごして勉強をする
- 眠たくなったら眠る
- 起きたら勉強
眠たくなったら眠ってましたが、1日の睡眠時間は約4時間ほどでした。
初めは睡眠時間を削れて、自分にも出来そうだと感じたのでしばらく続けてみる事に決めます。
睡眠を削って勉強をするも、眠気で頭が働かない
1週間ほど、睡眠時間を削りながら勉強をしていました。
しかし、長くは続きませんでした。
次第に眠気が頻繁に起こるようになり、眠りから目が覚めても頭がシャキッとしない。
勉強に集中できなくなっていったのです。
睡眠の取り方を見直す。結果、勉強の生産性は上がる
睡眠時間が長くなっている上に、集中ができなくなっている。
「このままじゃまずい...」と感じたことから、睡眠の取り方を見直しました。
そして、睡眠の取り方を見直してみると、約6時間が睡眠時間を削れる限界という事が分かりました。
尚且つ、睡眠を削っても集中して勉強に取り組める時間です。
「眠たい時に眠る方法」を試す前は、約7時間眠っていました。
ですが、結果的に睡眠時間を6時間まで削り、生産性が上がったので挑戦して良かったのではないかと感じています。
睡眠の取り方を見直す事で勉強の生産性が上がった経験から学ぶ3つのこと
では、前述した私の人生経験から得た「学びや気付き」をお伝えしたいと思います。
- 平均の睡眠時間を目安にする
- 自分の体に合った睡眠時間を取る
- 睡眠を大幅に削れるのは、限られた2%のみ
こちらですね。
1つ1つ解説していこうと思います。
平均の睡眠時間を目安にする
睡眠の取り方を見直し、勉強の生産性を上げるには、「平均的に必要な睡眠時間を把握する」ことが大事です。
現在の日本人の睡眠時間は平均7時間40分ほどですが、3時間程度で生活できるナポレオン型から10時間以上眠らないともたないアインシュタイン型まで実に大きな個人差があります。
なぜか日本では8時間睡眠を目標にする人が多いのですが、平均すると8時間ぐっすり眠れるのはせいぜい10代〜20代までで、以降は年々必要な睡眠時間が減ってゆきます。
若い頃から10年で10分ずつ短くなり、60代では6時間半ほどになり、80代になると平均睡眠時間は6時間を切ります。
したがって、高齢者が夜10時すぎに寝床に入って朝5時前に目を覚ましてしまうのは自然な変化と言えましょう。
平均の睡眠時間が分かったら、平均を元に実際に眠ってみます。
そして、睡眠時間を短くしたいならば、あなたの1週間の平均の睡眠時間を元に少しづつ削っていきます。
手順は以下の通りです。
- 一般の平均睡眠時間を元に睡眠時間の目安を知る
- あなたの1週間の平均の睡眠時間を把握
- 睡眠時間を15分削って、1週間で体を慣らす
- 2週間目も15分削って、1週間かけて体を慣らす
あとは、理想の睡眠時間まで繰り返していきます。
ですが、睡眠時間を削っていい限界は6時間までです。
体の状態や日常の過ごし方によって変わりますが、体感からみて6時間を超えると、体の疲れが取れない等の問題が起きてきます。
しかし、一番大事なのは体の疲れが取れて、勉強にも集中できる睡眠時間を取る事です。
6時間が限界の時間だと固定観念を持たずに、調整してみてください。
自分の体に合った睡眠時間を取る
睡眠は、自分の体に合っている事が何よりも大事です。
平均の睡眠時間が7時間だからと言って、7時間にこだわる必要はありません。
なぜなら、生活の仕方によって睡眠時間は変わるからです。
それに、私自身が6時間の睡眠で問題なく生活できています。
また、大学の時の友達も眠たい時に眠っていたことから、平均の睡眠時間が当てはまっていません。
ですから、平均の睡眠時間に惑わされる事なく、自分の体に合った睡眠時間を取る事が大事です。
睡眠を大幅に削れるのは、限られた2%のみ
睡眠時間を大きく削っても、問題なく生活できる人は限られています。
それが、全体の人口の2%だと言われています。
ですが、この2%という数字は、書籍や言う人によって変わります。
ただ、ここで大事なのは"睡眠時間を2〜3時間ほどに削れる人が限りなく少ない"ということです。
私自身、約4時間の睡眠を取っていましたが、すぐに限界がきて最低限の睡眠を取るようにしました。
ですから、勉強の質を下げないためにも最低限の睡眠を取ることが欠かせません。
まとめ
私の人生経験から得られる「学びや気付き」は以下の3つ。
- 平均の睡眠時間を目安にする
- 自分の体に合った睡眠時間を取る
- 睡眠を大幅に削れるのは、限られた2%のみ
「模試の点数が上がらない、睡眠時間を削ってでも勉強時間が欲しい」
そう思っている方は、私の人生経験を参考にしてみてはいかがでしょうか?