
これは、時間を作りたくて睡眠時間を削ったけど、居眠り運転をして事故を起こした人生経験を記事にしたものです。
- 仕事とプライベートを充実させたい
- 時間を作るために睡眠時間を削りたい
このように思っている方に、この記事を読んで欲しいです。
特に、「睡眠時間を削って、仕事とプライベートを充実させたい」と感じている人に非常に参考になるかと思います。
私の人生経験は、
- もっと自由な時間が欲しい
- 睡眠を削ってでも時間を作りたい
と思い始めた方の悩みを解決するのに役立つはずです。
今、あなたが仕事とプライベートを充実させたいならば、睡眠を削ってヒヤッとした経験をしないために役立つ学びがあると思います。
- 最低限の睡眠を取る。パフォーマンスの度合いが重要
- 短時間睡眠の本を読んでも睡眠時間を削るには限界がある
- 適性の睡眠時間は遺伝子レベルで決まっている
まずは私の人生経験から、話していきたいと思います。
この記事を書いた人

Contents
時間を作るために短時間睡眠に挑戦し、事故を起こした経験談
3年前、接骨院で働き始めた時に多くのやるべき事ややりたい事がありました。
ですが、やることに時間を奪われていた為、時間を作るために短時間睡眠に挑戦します。
※こちらの記事での短時間睡眠は、約2〜3時間の睡眠が短時間睡眠としています。
3年前、接骨院で働いている時に自由時間が欲しいと思い始める
接骨院で働いている時は、多くの事に時間を奪われていました。
- 院長の送り迎え
- 患者の送り迎え
- 患者の名前を覚える
- 患者の施術内容を決める
- デイサービスの体操
- 手技の練習
- 体についての勉強
働き始めて間もなかった事から、覚えないといけない事が多くありました。
ですが、勉強する時間も遊べる時間も欲しい...。
いろんな気持ちが入り混じりながら、次第に疲れも溜まっていきました。
時間を作るのに手っ取り早い方法である睡眠に目を付ける
時間が無かった事から、どうにかして時間を作りたいと考えていました。
ですが、週7で働いていた為、時間を作るには睡眠を削るしかありませんでした。
そこで、短時間睡眠についての書籍を5冊ほど購入して、さっと読んで実践することに決めます。
短時間睡眠の勉強と実践で次第に集中力を失う
睡眠時間を減らすために、短時間睡眠についての本を必死に読みました。
そして、知識を身につけていろんな方法を試しました。
ですが、なかなか睡眠時間を短くする事ができず、苦戦します。
本の書いている通りにやっているけど、眠気が減らないし、集中力がなくなっていく。
次第に勉強も手につかなくなり、ぼーっとすることが多くなりました。
運転中の事故により睡眠の重要性を痛感。時間の使い方を見直す
短時間睡眠を実践し、毎日の睡眠時間は3〜4時間。
そのため、仕事終わりで車を運転して帰っている時は、強い眠気により苦痛の時間でした。
ある時、いつもどうり仕事が終わって車を運転して帰っていました。
そこでついに問題が起きます。
交差点を赤信号で止まっている時に、居眠りをして前の車にぶつけてしまったのです。
目が覚めると同時に「遂にやってしまった」という感覚があったので、意外と冷静に対応できました。
しかし、事故を起こしてしまったので、次の日から短時間睡眠を諦めてしっかりと睡眠をとる事にしました。
睡眠を取るにつれ、次第に体が回復して仕事にも集中できるようになりました。
やっぱり、睡眠を削るのは無謀すぎる挑戦だったのです。
それに、睡眠を取っている方が仕事が早く終わるし、勉強にも身が入ります。
健康面の重要性を欠いて無理をするよりも、健康な状態で残っている時間を有効活用する方が、何よりも効率が良かったのです。
短時間睡眠の挑戦で事故を起こした経験から学ぶ3つの気づき
では、前述した私の人生経験から得た「学びや気付き」をお伝えしたいと思います。
- 最低限の睡眠を取る。パフォーマンスの度合いが重要
- 短時間睡眠の本を読んでも睡眠時間を削るには限界がある
- 適性の睡眠時間は遺伝子レベルで決まっている
こちらですね。
1つ1つ解説していこうと思います。
最低限の睡眠を取る。パフォーマンスの度合いが重要
当然ですが、睡眠を削ることで体の疲れは取れなくなります。
そして、体の疲れが取れなくなるとやる気は無くなり、集中もできなくなります。
睡眠において大事なのは、朝起きた時に自然とやる気が満ちてきて、体の疲れが取れている事です。
ですが、短時間睡眠を実践している時は、全くの逆でした。
起きるのは辛いし、やる気も出ない。
仕事に行かずにずっと眠っていたいと感じていました。
やはり、最低限の睡眠を取ることが大事だということです。
疲れがあれば、最高のパフォーマンスも出ないし、仕事の効率も悪くなる。
短時間睡眠をやめた後は、確実に仕事の効率が良くなり、常にパフォーマンスが良い状態に保たれていました。
つまり、"睡眠を削るにしてもパフォーマンスが悪くなるまで削ってはいけない"ということです。
短時間睡眠の本を読んでも睡眠時間を削るには限界がある
短時間睡眠の本を読んで実践していれば、睡眠時間を削れると信じていました。
ですが、人間の体にはできる事とできない事があります。
いくら睡眠の質を高めようとも、人間の潜在的な能力が上がるわけではありません。
そのため、健康的な体を保つには、最低限の睡眠時間を取ることが必須です。
ですが、睡眠について勉強しましたが、体に必要な最低限の睡眠時間は分かりませんでした。
なぜなら、書籍に載っている情報は、全て平均をとった睡眠時間であり、生活環境によっても睡眠時間は変わるからです。
そのため、適正な睡眠時間を知るには、平均の睡眠時間である約7時間を軸に調整しながら適正を知っていく必要があります。
適性の睡眠時間は遺伝子レベルで決まっている
ここで言う適性は、短時間睡眠ができるかの適性についてです。
短時間睡眠は誰でもできる訳ではなく、遺伝子レベルでできる人が決まっています。
ショートスリーパーの特異な遺伝子をもつ人たちに、7時間以下の睡眠不足の有害性は当てはまらない。こうした人々はより楽観的で、エネルギッシュで、マルチタスクに向いている傾向があると傳博士は指摘する。さらに、より痛みに強く(高疼痛閾値)、時差ボケにもあまり影響されないという。
これらの利点が同遺伝子によるものかは定かではないということだが、ショートスリーパー遺伝子をもつ人たちは、効率よくクオリティの高い睡眠習慣があるのは確かなようだ。この知見は、個人に必要な睡眠時間は、数多くの遺伝子の多くの変異体が影響する遺伝的特性である可能性が高いことを示唆している。
つまり、短時間睡眠ができる人(特有の遺伝子を持つ人)は、「睡眠時間が短くとも、睡眠不足による害はない」ということです。
そのため、短時間睡眠ができる遺伝子を持っていない限り、睡眠時間を削るには限界があります。
睡眠時間を削ることで仕事の効率が悪くなり、パフォーマンスが下がったのは当然とも言える結果だったのです。
ですから、睡眠とパフォーマンスが高く保たれるバランスを取る事が大事なのです。
まとめ
私の人生経験から得られる「学びや気付き」は以下の3つ。
- 最低限の睡眠を取る。パフォーマンスの度合いが重要
- 短時間睡眠の本を読んでも睡眠時間を削るには限界がある
- 適性の睡眠時間は遺伝子レベルで決まっている
「仕事とプライベートを充実させたい」
「時間を作るために睡眠時間を削りたい」
そう思っている方は、私の人生経験を参考にしてみてはいかがでしょうか?