
これは、友達に自分を隠し続けた僕が、思い切ってカミングアウトした人生経験を記事にしたものです。
- ノンケ友達に本当の自分を隠している
- ゲイバレが怖くて人と距離を置いてしまう
このように思っている人に、この記事を読んで欲しいです。
特に、タイミングがあればノンケ友達にカミングアウトしたい!と考えている方には非常に参考になると思います。
僕のこの経験は、
- 友達との恋愛トークで嘘をつくのが辛い
- カムアして、友達関係が崩れるのが怖い
と思い始めた人の悩みを解決するのに役立つはずです。
今あなたが友達にカミングアウトしたいと考えているのなら、前に進む勇気を得るために役立つ学びがあると思います。
- 自分の殻に籠らないで済み、前向きになれる
- 距離を置かれるリスクも覚悟しておく
- 友達を困惑させた時はフォローする
まずは僕の人生経験から話していきます。
この記事を書いた人

Contents
ゲイを隠し続けた僕が友達にカムアして人生が変わった体験談
これは大学生の頃に、友達にカミングアウトした時の話です。
友達は出来たけど、自分を隠し続ける大学生活
大学生になり、サークルや授業を通じて友達ができました。
一緒に授業を受けたり、ご飯や飲みに行ったりと普通の大学生活を送っていました。
でも、ゲイがバレることを不安視していた僕は、友達と一距離置いて接していました。
僕自身、警戒心が元々強い性格なのもありますが、とにかくバレないために必死でした。
- ゲイがバレたら友達はいなくなる
- ゲイを隠して生きていくしかない
ゲイの方とリアルしている所を友達に目撃される
そんな大学生活でしたが、一人暮らしを始めたので、親の視線を気にしなくて良くなりました。
そのため、ゲイ活をするために掲示板やmixiで知り合った方とリアルしていました。
同じゲイの方と会えるので、唯一心が休まる時間でした。
バレないという変な自信から、大学近くの飲食店などで気にせずリアルしていました。
その変な自信が原因で、友達数人に何回か目撃されていました。
僕は年上が好きで、基本年上と会っていたので、友達は余計心配していました。
親戚の人と誤魔化していましたが、かなり無理がありました。
罪悪感から飲みの席でカミングアウト!
危ないことをしていないか、友達に心配されていましたが誤魔化す日々。
そんなある日、サークルの友達と飲みに行った時のことです。
自分が思っていたよりも、友人達はかなり心配していました。
そのため、誤魔化していることに罪悪感を覚えた僕は、本当のことを話すことを決意しました。
- 本当の事言って嫌われても仕方ない
- 大学生活終わったなぁ…
カミングアウトした時は、マイナスなことばかりを考えていました。
友人達は”異性の話にも乗ってこない” ”何処か距離がある所”に違和感があり、薄々気付いていたそうです。
こうして僕は、友人が集まる飲み会でカミングアウトして、初めて人に心を開きました。
友達に受け入れられ、人生が大きく好転する
カミングアウト後、友達は受け入れてくれた上に、今までと関係は変わりませんでした。
僕が思っていたよりも、友人が大切に思ってくれてことも知り嬉しくなりました。
今までゲイをコンプレックスに感じて人生を悲観的に考え、ずっと自分の殻に閉じこもっていました。
ですが、その考えを正してくれたのは、受け入れてくれた友人達でした。
ゲイであっても孤独ではないことを知り、前向きに生きるきっかけになりました。
ゲイである事を友達にカミングアウトして気付いた3つのこと
僕がこの人生経験から得た「気付きや学び」は以下の3つです。
- 自分の殻に籠らないで済み、前向きになれる
- 距離を置かれるリスクも覚悟しておく
- 友達を困惑させた時はフォローする
1つ1つ解説していきます。
自分の殻に籠らないで済み、前向きになれる
気の合う友達とは言え、ゲイバレを恐れている人は多いと思います。
- 好きな異性のトークも無理に合わせる
- なるべく人と関わらないようにする
根本的な解決になっていないので、正直息苦しいですよね。
ですがカミングアウトして、友達に受け入れられれば殻に籠る必要はなくなります。
そして、今まで以上に友人と距離を縮めることにも繋がります。
友人にカミングアウトすることは非常に勇気がいることですが、一歩踏み出すことで人生が楽しくなることも事実です。
LGBTであることをカミングアウトして、少しずつ前に進んでいる方は多いです。
高校の時からの女友達にゲイである事カミングアウトした
受け入れてくれて良かったし、何よりとても清々しい気分— RYO (@KON8150) September 15, 2019
距離を置かれるリスクも覚悟しておく
LGBTの認知度は広まり、昔よりも受け入れられるようにはなってきました。
ですが、嫌悪感や差別を示す方がいることは事実ですし、中には心無い言葉をかけてくる方もいます。
よく聞くんだが、「自分はゲイだ」とかのカミングアウトを同性の男友達に言うと「俺達のことそんな目で見てたのか?!?!」とかいう奴いるらしいけど、いや、そんなわけなくね?お前ら全女をそういう目で見てんのか?あ''?って言いたくなる。
— Rin (@Rinrinperc) September 11, 2019
そんな方に無理に理解してもらうことは難しいので、本当に友達と言えるのか考えて縁を切りましょう。
カミングアウトに"傷つくリスクはつきもの"ですが、本当の友達を見極めるきっかけにもなります。
あなたのことを本当に大切に想ってくれる方なら、理解しようと力になってくれるはずです。
LGBTであるだけで周りに迷惑はかけていないので、距離を置かれても自分を責めることはやめましょう!
友達を困惑させた時はフォローする
カミングアウト後、受け入れてくれた人の中には、どう接したら良いか困惑する友人もいます。
その時は、『今まで通りで大丈夫!』など、自分の気持ちをハッキリ伝えましょう。
その時に横柄な態度を取ってしまっては、大事な友達を失うことにも繋がります。
何が嫌で、何が良いのか友達が悩んだ時は、一緒に考えて伝えることを大事にしましょう!
まとめ
いかがでしたか?
僕の人生経験から得られる「学びや気付き」は以下の3つです。
- 自分の殻に籠らないで済み、前向きになれる
- 距離を置かれるリスクも覚悟しておく
- 友達を困惑させた時はフォローする
『カミングアウトしたいけど、どんな結末になるのか不安』
そう思っている方は、僕の経験談を参考にしてみてくださいね。