
これは、サラリーマン時代のぼくが、お金を稼ぐことに罪悪感を感じていた人生経験を記事にしたものです。
- お金のことばかり考えている自分が嫌で、罪悪感がある
- お金は汚いものだと思い、稼ぐのに罪悪感を感じている
このように「お金を稼ぐことに罪悪感を感じている」人に、この記事を読んで欲しいです。
特に、お金の為に働くことに疲れたと考えている人には、非常に参考になると思います。
ぼくのこの人生経験は、
- お金を稼ぐことに縛られたくない
- きれいにお金を稼いで、罪悪感を拭い去りたい
と思い始めた人の悩みを解決するのに役立つはずです。
今あなたが、お金を稼ぐことに迷いを覚えているのであれば、罪悪感を感じないようにする前向きな学びがあると思います。
- 価値を提供してお金を貰うのは普通のこと
- 良い仕事をしたと「自覚」したら、罪悪感を感じない
- お金は信用の裏返しなので、罪悪感を感じる必要はない
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Contents
お金を稼ぐこと(金儲け)に罪悪感を覚えながら働いていた経験談
ぼくは20代の頃、お金を稼ぐということは悪いことなのでは?と罪悪感を感じていました。
サラリーマンとして、給料アップのために働く
新卒で入社して数年、ぼくは周りの友達に比べて、少しだけ良い給料で働いていました。
その頃のぼくは、正直に言って少し調子に乗っていたと思います。
おそらくそれは、大学時代の極貧生活による反動です。
大学生の頃はひとり暮らしだったので、毎日アルバイトをしてもカツカツの生活を送っていました。
実家暮らしの友達や、高い時給で稼ぎまくっていた友達を羨ましく思う日々です。
そんなぼくですが、友達よりも良いお給料を貰うようになって、お金に対しての意識が高まります。
- たくさんお金をもらって欲しい物を買いまくりたい
- 周りの人よりも裕福になりたい
このような考えを持ち始め、どんどん働いてお金を稼ぎまくりたいと思うようになりました。
商売をするという仕事内容に意味を見出せなくなってしまう
ごく普通にサラリーマン生活を送っていたぼくですが、順調に給料を増やせていたわけではありません。
仕事は激務だったので、毎日の生活がしんどいと思うようになります。
この頃から「お給料をもらうことだけが仕事のやりがい」と思うようになりました。
もちろんそれは、決して悪いことではありません。
しかし当時のぼくは、悪い意味で真面目すぎました。
給料を多くもらうことを、誇らしく感じていたことは事実です。
しかし仕事に疲れてくると共に「やりがいのないビジネスを淡々とこなすだけ」で、お金をもらうことに罪悪感を抱き始めます。
お金を稼ぐということを真面目に考えてみる
お金をもらうことに罪悪感を抱き始めたぼくの悩みは、だんだんと大きくなっていきます。
新卒の頃のぼくとは、考え方が180度変わってしまいました。
- 社会貢献もしていないのに、お金を貰っても良いのだろうか?
- お金のことばかり考えているなんて、ぼくは汚い人間なんじゃないか?
このような「お金を稼ぐことへの罪悪感」を抱えるようになります。
そうなると「お金を好きに使うこと」も「貯金をすること」にも、意味を求めるようになってしまいます。
最初は何気なく考えていた罪悪感ですが、次第に大きくなっていきました。
そこでぼくは、お金を貰うということについて真剣に考え始めます。
お金を貰うことは「価値の裏返し」ということを知る
大学時代はただの貧乏でお金について悩んでいましたが、まさかお金を安定して稼げるようになっても悩むとは思っていませんでした。
なんとかお金に対する罪悪感を拭おうと、本やネットで情報を集めます。
たくさんの情報を仕入れることができましたが、中でも腑に落ちたのは「お金=信用や価値の対価である」ということです。
この考えを意識することによって、罪悪感のある気持ちが、少し楽になっていきます。
ぼくはこの経験のおかげで、今では余計な罪悪感を感じることなく「普通に」お金を稼ぐことができるようになりました。
ブログやアフィリエイトをしたり、商品を売ったり、副業などで集客を勉強して収入を得ることも、価値提供だと感じています。
お金を稼ぐことを真剣に考えて気づいた3つのこと
では、前述したぼくが「お金を稼ぐことで罪悪感をかんじていた」経験から得た「学びや気付き」をお伝えしたいと思います。
- 価値を提供してお金を貰うのは普通のこと
- 良い仕事をしたと「自覚」したら、罪悪感を感じない
- お金は信用の裏返しので、罪悪感を感じる必要はない
以上の3つを解説します。
価値を提供してお金を貰うのは普通のこと
「仕事をしてお金を稼ぐ」ということは、本来は普通のこと。
ただ「お金を稼ぐことに罪悪感を持っている」あなたは、それを普通のことと捉えられないですよね。
あなたが罪悪感を抱えているのであれば、それはあなたが真面目すぎるからです。
あなたは仕事をすることによって、社会に「体力」「時間」「価値」などを確実に提供しています。
なので「仕事をしてお金を貰う」ということに罪悪感を感じる必要はありません。
たとえ「誰にでもできる仕事」であっても、その仕事は「あなたがこなすことによって」生まれた価値です。
その価値は確かに存在するので、罪悪感を感じず、自信を持ってお金を稼ぐようにしてください。
良い仕事をしたと「自覚」したら、罪悪感を感じない
お金を稼ぐことに罪悪感を感じている人は、一生懸命に仕事をしてみてください。
もちろん、今も一生懸命頑張っていると思います。
でも、その一生懸命は、ただがむしゃらに頑張っているだけではありませんか?
良い仕事をするように、心がけてみてください。
誰かに喜ばれるような、そんな仕事をするようにしてみましょう。
ぼくの場合は、徹底的に人に喜ばれるように頑張りました。
場合によっては、どうしても今の仕事に一生懸命になれず、転職を考えてしまうかもしれませんね。
一生懸命になれる仕事を探すきっかけになるので、それはそれで良いことです。
価値のある仕事をしたと自覚すると、お金を貰うことに対する罪悪感は確実に薄れていきます。
お金は信用の裏返しので、罪悪感を感じる必要はない
「お金を貰う」ということは「信用をしてもらっている」ということです。
「信用」と考えると、少し気が楽になりませんか?
あなたがお給料をもらっているということは「信用に値するだけの仕事をしている」ということです。
ただ単に「お金をもらう」から「信用を受け取っている」とイメージすると、罪悪感が減ります。
お金を稼ぐことに前向きになれないなら「信用を売っている」と考えても良いかもしれませんね。
あなたが働いてお給料を貰っていることは、会社があなたの仕事に価値を見出して「信用しているから」です。
自信を持って、信用を売り込み、罪悪感を減らしましょう。
罪悪感を抱くのは「お金を稼ぐ=悪いこと」という潜在意識のせい
「お金を稼ぐ=悪いこと」と考えている人は、その潜在意識をまず取っ払うことから始めましょう。
潜在意識とは、
せんざいいしき【潜在意識】
自覚されることなく、行動や考え方に影響を与える意識。心の奥深い層にひそんだ意識。
つまり「無意識」のうちに出てしまうものが、潜在意識です。
刷り込みのように「お金=汚いもの」という潜在意識があるために、割り切ってお金を稼げない。
なので、罪悪感を抱かないためには、潜在意識をブロックすることから始めましょう。
潜在意識をブロックするための、お金に対する3つの考え方
お金に対する「悪いもの」という罪悪感をなくすために、潜在意識を変えたり、ブロックしていきましょう。
これが実行できると、お金を稼ぐことに罪悪感を感じなくなるはずです。
お金は交換ツールである
お金は、言ってしまえばただの「交換ツール」です。
物、情報、人、サービスなどの交換ツールとして、お金が発生します。
本来は、物々交換という方法でも良いんです。
でも、それだと「等価交換」にならない場合もありますよね。
物やサービスを「等しく交換するためのツール」が「お金」です。
なので、実際のところお金には価値はそれほどなく、その先にある物やサービスなどに目を向けてやると、お金に対する潜在意識は変わっていくと思います。
お金は感謝の気持ちを具現化したもの
感謝の気持ちに「ありがとう」だけでは足りない場合がほとんどだと思います。
世の中に溢れているサービスは、色々な人の努力や苦労の賜物。
働くということは、そのひとつを担っているということ。
そう考えれば、お金を貰うことに対してある意味当然と思えませんか?
努力した結果や、時間を与えた結果として、お金を貰う。
逆の立場であれば、お金を払いたくなると思います。
お金は、感謝の気持ちを伝えるツール。
それを意識することで、潜在意識を変えて、お金を貰うことに対する罪悪感を減らせると思います。
お金そのものではなく、その先にある価値を考える
お金を稼ぐのが悪いこと、という潜在意識があるということは「お金そのもの」を見ているからです。
つまり、お金をお金として見ているということ。
「お金をお金として見る」のではなく「お金の先にある価値」を見るようにしましょう。
お金が発生するということは、そこに何かしらの価値があるということ。
その価値を意識することで、お金そのものが、お金ではなく「価値」として見られるようになります。
潜在意識を変えるためには、お金をお金として見るのではなく「価値」としてみるようにしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
ぼくの人生経験から得られる「学びや気付き」は以下の3つです。
- 価値を提供してお金を貰うのは普通のこと
- 良い仕事をしたと「自覚」したら、罪悪感を感じない
- お金は信用の裏返しので、罪悪感を感じる必要はない
「お金を稼ぐのに、罪悪感が邪魔をする…」
そう思い始めた人は、ぜひぼくの「お金を稼ぐ罪悪感を拭った考え方」を参考にしてみてください。