
これは、私が腐れ縁の友人に借金を頼まれて断った結果、絶交をされた経験を記事にしたものです。
- 友人にお金を貸してと言われて困る
- 他にも人がいるのに、なぜ自分に借金を依頼してくるのだろう
そう思っている人にこの記事を読んでもらいたいです。
特に、気が弱い性格で友人から借金の依頼をされている人には非常に参考になると思います。
私のこの経験は
- 借金を断り友人と疎遠になってしまった。本当によかったのだろうか?
- 自分が借金の依頼をされてしまい、正直モヤモヤする
と思い始めている人の悩みを解決するのに役立つはずです。
今あなたが友人関係でお金が絡んで悩んでいるのであれば、お役に立つ学びがあると思います。
- お金で切れる縁なら、消えてもよい
- 本当に友人を思うなら心を鬼にして断ろう
- 今後の為になぜ自分が借金を依頼されてしまったのか考えよう
Contents
友人に借金を依頼されるが断り…絶交されてしまった経験談
今は付き合いがなくなりましたが、私には腐れ縁の友人がいました。
彼女との付き合いは15年ほどです。
小学校時代から社会人になってからも付き合いがあった腐れ縁の友人
その友人とは小学校で出会い、中学校もずっと同じクラスだったり何かと縁がありました。
社会人になってからもつかず離れずの付き合いがあったのです。
友人は華やかで気が強く、人との交流関係が広い女性でした。
話下手で社交性が低い私とは正反対な性格でしたが、趣味が同じだったので話題には事欠かなかったですね。
しかし長い付き合いの中で、意見をはっきり言う友人と押しに弱い私の間で、軽く上下関係のようなものができてきていたのです。
大人になるにつれ、それは強く感じるようになります。
しかし交友関係が狭かった私はこれ以上友達が減ることが怖くて、何も言うことはできませんでした。
ある日友人から電話が。突然7万円の借金をお願いされる。
ある日の夜中、私の電話が鳴りました。
着信主は友人。
電話を取ると、いつもの違う声のトーンの彼女。
わたし、お金がなくなっちゃった…どうしよう、絶対怒られる。
かなり慌てている様子でした。
どうしたの!?
事情がよくわからない私は、とりあえず聞いてみました。
すると友人は突然、私にあるお願いをしてきたのです。
さっき、交通違反で警察に捕まっちゃって…
お願い!7万円貸してもらえない?
みにぃにしか頼めないの!!
当時失業中だった私にとっては、大金となる金額の借金をお願いされたのです。
借金の原因の原因を聞いて愕然…そして私の口から断りの言葉が出た。
突然借金の依頼を受けたものの、事情が全くわからない私。
友人に何があったのかを聞いてみました。
すると驚きの事実が…。
彼氏が酒気帯び運転で捕まっちゃって、助手席に乗ってた私にも罰金が来てさ。
私の持ってるお金じゃ足りないし、家族にばれたら怒られちゃう…。
酒気帯び運転なんて、一歩間違えると事故につながる恐れもあるのに…あまり反省している様子でもありません。
いや、まず親御さんに相談してみたら?
なんでお金の件を私に言うの?
そんな理由じゃ貸せないよ…
キレた友人から罵声を浴び、私は絶交されてしまった。
そのあと、空気が一変…。
すっごい冷たい!みにぃなら助けてくれると思ったのに!
友人の声は怒りで震えていました。
確かに私は冷たい対応だったかもしれません。
しかし私の言い分を止めることはできませんでした。
うん…お金は貸せない。
今回の事は反省して、ちゃんと親御さんと話し合ってほしい。
だから力になれない。
私は緊張しつつも断る理由を言うと、彼女は激高し
友人から借金を依頼されて断り、絶交をされた私の経験から学べる3つの事
では、前述した私の経験から得た「学びや気づき」をお伝えしたいと思います。
- お金で切れる縁なら、切れてもよい
- 本当に友人を思うなら心を鬼にして断ろう
- 今後のためになぜ自分が借金を依頼されたのか考えよう
1つずつ解説したいと思います。
お金で切れる縁なら、切れてもよい
私は今でも友人の間柄でお金の貸し借りはしない方がよいと考えています。
きちんと返してもらえるかということで不安になったり、疑心暗鬼になったり、友情に対していい効果はほぼないと言っていいのではないでしょうか。
それでも「どうしても友人を助けたい…」と思うのだったら、お金を差し上げるくらいの覚悟で貸した方が良いですね。
そうでないと裏切られた時のショックは計り知れません。
普段は善良な人でも、お金を前にすると変わってしまう人はいるのです。
お金が絡み、それで切れてしまうご縁ならば”それだけの関係だった”と割り切りましょう。
本当に友人を思うなら心を鬼にして断ろう
元友人は、重大事故につながりかねない交通違反に関わっています。
私はお金を貸すことでそれに加担したくない気持ちと、彼女にきちんと反省をしてほしい気持ち、両方がありました。
まず彼女は家族に叱られることから逃げようとしていました。
そこはきちんと向き合ってもらい、どうしても折り合いがつかない末の申し出であれば、私の意見は違っていたかもしれません。
言い方が悪すぎて伝わりませんでしたが、お金を貸すことが本当の意味で元友人の為になるとはどうしても思えませんでした。
今でも断ったことは後悔はしていません。
今後のためになぜ自分が借金を依頼されてしまったのか考えよう
彼女は家族も同居してましたし友人も多かったのですが、恐らく一番言いやすい私を選んだのだと思います。
それは対等であるはずの友人なのに、上下関係が出来てしまっていたからです。
私は借金を依頼される前も
- 約束を直前でキャンセルされる
- 物を返してもらえない
- よく送迎をお願いされる
そういった細かいことはよく起きていたのです。
しかし私は言い争いを恐れて、何も言えませんでいた。
弱い人物に見せてしまう原因が自分の中にあったのです。
以前からもっと自分の意見をはっきり言うことが出来ていれば、少し道は違っていたかもしれません。
今後、対等な人間関係を構築していくために、そのことを戒めにして心の中に刻んでいます。
まとめ
いかがでしたか?
私の経験から得られる「学びや気づき」は以下の3つです。
- お金で切れる縁なら、切れてもよい
- 本当に友人を思うなら心を鬼にして断ろう
- 今後のためになぜ自分が借金を依頼されたのか考えよう
「友人にお金を貸してと言われた。なぜ私に言ってくるのだろう…。」
そう思っている方は、私の人生経験を参考にしてみてはいかがでしょうか?