
これは、「買うなら日本のメーカー!中国製は安いだけの低品質!」と国産にこだわっていた僕が、中国メーカーの商品を一回使ったら認めるようになった人生経験を記事にしたものです。
- やっぱり、なんでも日本の大手メーカーが一番でしょ!
- 中国製って、安いだけあって低品質じゃないの?
こう考えている方に読んでいただきたい記事です。
特に、手間をかけてもいいからコスパのいい商品、サービスを賢く選びたい方に読んで欲しいです。
僕のこの人生経験は
- 結局、安い中国製を避けて安心できる日本のメーカーを選んでしまう
- 自分で中国製の製品、サービスの良し悪しを見分けられる自信はない
と考えている方にとって、不安や悩みを解決するのに役立ちます。
今、あなたが何か製品やサービスを購入しようと思っているのなら、安いだけで低品質な中国製品を避けつつ、お得なものを買うための学びがあるはずです。
- 「高価=品質がいい」とは限らない
- 私たちは中国製に囲まれて生活しています
- 最悪なモノもあるので、様々な情報から自分で性能を考えるのが重要
それでは、僕の経験談からお話しします。
この記事を書いた人

日本製のカメラを購入予定だったが、結局中国メーカーのものを買って大成功
僕は2017年、ダイビングの時に使用するカメラの購入を考えていました。
ダイビング用にアクションカメラの購入を検討
僕は趣味のひとつにダイビングがあり、多い時期では1ヶ月に1回くらいは海に潜っていました。
ダイビングで綺麗なウミウシや、かっこいい魚たちを見るたびに、その姿を映像で残しておきたいという気持ちが湧き上がってきました。
そこで、水中で動画撮影ができるアクションカメラの購入を検討。
ダイビングショップで、カメラの情報を探し始めました。
5万円以上する日本製の高級カメラを購入する計画を立てる
カメラについての調査を進めていくうちに、5万円以上する日本製の高級カメラが欲しくなりました。
その理由は2つ。
- ダイビングショップの人がおすすめしたから
- 周りのダイバーからも人気があったから
つまり、他人におすすめされたからという理由。
性能がどうこうは、全く自分で考えていなかったんです。
友人に借りた5千円の中国製カメラを使用して、その性能に感動
前述の5万円以上するカメラを購入する予定でした。
しかし、ダイビングまでに注文は間に合わず、仕方なく友人の5千円の安物中国製カメラを借りて海に潜ってみました。
中国製を全く信用していなかった僕は「どうせ品質悪いんでしょ」とそれほど期待もしていませんでした。
撮影が終わり、動画を後で見返して僕が思ったことは下のようなこと。
ここで初めてカメラの画質等の性能について調べました。
すると、僕が求める範囲では、5千円の中国製のカメラで十分なことが簡単に分かりました。
今では、身の回りに中国メーカーのものが溢れている
結局、5万円以上の日本製の高級カメラは購入せず、5千円の中国製のカメラを購入。
ダイビングは元より、バイクやスポーツなど、様々な状況で申し分ない性能を発揮してくれています。
このカメラの一件で、他人からおすすめされたのを鵜呑みにせず、性能を調べる癖がつきました。
その結果、音響設備、キャンプ用品、各種電化製品など、僕の周りには中国メーカーのものが溢れるようになりました。
中国製も悪くないなと認めた僕の3つの学び
- 「高価=品質がいい」とは限らない
- 私たちはメイドインチャイナに囲まれて生活しています
- 最悪なモノもあるので、様々な情報から自分で性能を考えるのが重要
「高価=品質がいい」とは限らない
「高価な商品=品質が良い」とは限りません。
確かに、品質もモノの値段を決める一因ではありますが、大きな要素のひとつは「希少性」です。
例えば、大不作の年の野菜や魚は、美味しくないのに高価ですよね。
逆に、豊作の年は大きくて栄養満点で安い。
食品を例に挙げると、このように希少性が価格を決める大きな一因だということがわかりやすいと思います。
カメラなどの電子機器にも言えて、人件費の高い日本で作ったカメラより、安い人件費で大量生産の中国製の方が希少性が低く安くなるのは分かりますね。
とは言え、電子機器に限って言えば、出来がよかったり様々な機能がついていたりする"傾向"があるのは事実。
「カメラは詳しくないけど、失敗は絶対にしたくない」という人なら、高価な日本製はコストを無視して購入するには、いい選択ですね。
「高価=ブランド料」というパターンもある
高価なものはブランド料である可能性もあります。
例えば、グッチの財布は低価格帯のものでも5万円くらいします。
しかし、財布をバラしてみれば単なる皮と金属の金具であり、1万円の財布と変わりません。
「グッチ」というブランドがあるから高価だというわけです。
また、未来世紀ジパングによると、イタリアにあるグッチの工場の労働者全員が中国人です。
それはMade in Italyと言えるのでしょうか?
中国製が安い理由は質が悪いからではない
「中国製 = 安いだけで低品質」はもう古い。
僕のカメラの件もそうですし、例えば、ドローンの世界最大手は中国のDJIという会社です。
中国の技術力は、もはや世界トップレベル。
中国の安さの秘密は「安い人件費」から「自動化されているから」に変化しつつあります。
モノ自体は中国で作られていても、モノを作る機械は日本産かもしれません。
「日本製 = 品質がいい」は"ある程度"事実ですが、「中国製 = 低品質」という固定概念は捨てちゃいましょう。
僕たちはメイドインチャイナに囲まれて生活しています
実際、僕たちは中国製に囲まれて生活をしています。
Made in Japanの電子機器でも、組み立てだけ日本でやって、部品の生産は中国なんてのもありがちなパターンです。
今この記事を書いているmacbook proには「Designed by Apple in California. Assembled by China」の文字があります。
「デザインはアメリカのカリフォルニアでやったけど、組み立ては中国でやりました」という意味。
知らず知らずのうちに中国製品を使っているので、今更手を出すか悩むなんてことはないと思います。
もうとっくに、中国製にどっぷりですよ。
最悪なモノもあるので、様々な情報から自分で性能を考えるのが重要
中国製を推してきましたが、全てのモノがいいわけではありません。
僕は安いだけの電子機器を買って何度か失敗しています。
安い音楽プレーヤーを買ったら、まともにBlueToothが繋がらなかったことがあります。
そして、アパレルものはやはり安物といった印象も受けます。
後で口コミを見たら、BlueToothが繋がりにくいとちゃんと書いてありました。
お店の人や友人の意見、ネットの口コミ、メーカーの名前・規模など様々な情報を集めてください。
そして、自分の求める性能と比較し、購入する商品を決めるのが賢い買い物の方法です。
いわゆる"業者"が、最高評価で口コミを書いていることも!
中国製が壊れるのが早いのは経験上、事実
大切なのは、中国製に日本製と同じ品質を求めないこと。
中国製は余裕がないイメージでいてください。
例えば、日本製は5年も10年も使っても壊れにくいのに対して、中国製は余裕がないので5年で壊れる。
「中国製が壊れやすい」のではなく「日本製が壊れにくい」だけのこと。
ただ、特に電子機器なんて5年もすれば次々世代くらいのものが登場しているので、全く問題ないと思っちゃいます。
まとめ
僕の人生経験から得られることは以下の3つ。
- 「高価=品質がいい」とは限らない
- 私たちは中国製に囲まれて生活しています
- 最悪なモノもあるので、様々な情報から自分で性能を考えるのが重要
中国製はなんとなく不安だから、日本のメーカーを選んでしまう方々。
ぜひ、僕の人生経験を参考にしてください。