
これは、生まれて初めて買った中古のバイクが不動車だった経験を記事にしたものです。
- そろそろ自分のバイクが欲しいなあ
- でも、詳しくないから、バイクを買うときの注意点が分からない
こう考えている方に向けて、この記事を書きます。
特に、バイクに詳しくないけど、とりあえず中古で探している方にとって非常に参考になるはずです。
僕のこの経験は
- お金がないから、出来るだけ安いバイクが欲しい!
- かっこよければいい!バイクの中身のことはよく分からない
こう考えている方にとって役立ちます。
今あなたがバイクを買おうとしているのなら、中古バイクにかける余計なお金と手間、そしてストレスを削減するために役立つ学びがあるはずです。
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- 安すぎる中古バイクは訳ありの可能性大
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- ネットではなく、店頭で自分の目で見て買うべき
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- 中古バイク選びに失敗すると、新車を買う以上のお金や手間がかかる
早速、僕の実体験から話していきます。
この記事を書いた人

Contents
注意点も分からずに中古バイクをネットで買ったら、不動車でした
僕は高校生卒業後すぐにバイクの免許を取って、家族所有のバイクに乗っていました。
乗っているうちに、段々と自分だけのバイクが欲しくなっていきました。
ネットで生まれて初めての自分だけのバイクを買う
一生懸命バイトして、バイクを買うだけのお金が貯まりました。
インターネットでバイク情報を探していたところ、あるSNSでお値打ちに売られているのを発見しました。
不安だったのですが、僕はその安さに飛びついてろくに確認せず購入、早速お金を振り込みました。
僕がなぜそんなバイクを買ったかというと
- できるだけお金を節約したかった
- 写真で見た感じ、おかしなバイクではなかった
- 当時は車・バイクの知識が無かった
購入したバイクが家に届くが、不動車だった
購入したバイクがトラックに乗って家にやってきました。
とても嬉しく、早速バイクを動かそうとします。
しかし、エンジンがかかりません。
セルでも、キックでも、何度試しても駄目。
販売主に連絡したところ、音信不通になっていました。
ネットを見直すと「不動車」との記載はありませんでしたが、「不動車ではありません」との記載も無い。
確認不足だった僕にも非が大いにあります。
販売主に連絡することを諦めました。
不動車を動くように修理するが、キリがない
少しだけバイクの構造を勉強して、修理を試みました。
手を尽くして動くようにはなったのですが、この時点で修理に数万円かかりました。
ただ、やはりベースがポンコツなバイク。
次々に不調が見つかります。
エンジンを直したら、次は電装系、次はタイヤの劣化、次はオイル漏れ・・・際限が無いです。
僕はこのバイクを諦め、新しいバイクを買うことを決意しました。
バイクを手放し、信頼できるお店で新しく買う
結局、信頼できるお店を探して、新しい中古のバイクを購入しました。
僕が必死にメンテナンスしたバイクは、価値がつかなかったです。
本当は処分にもお金がかかりますが、お情けで無料で引き取ってくれました。
当時の僕は下の2つのことが分かっていながら、まあ大丈夫だろうという根拠のない考えを持っていたんです。
- バイクは購入して終わりではなく、その後も維持費がかかる
- バイクには外見だけでは分からない不調もある
結局、不動車 + 不動車の修理 + 新しい中古バイクで、新品のバイクを買えるだけのお金を費やしました。
新品のバイクを買えるだけのお金を払って、手元に残ったのは中古バイク1台。
多少バイクの知識はつきましたが、手間と時間とお金を考えると割りに合わない。
中古バイク選びに失敗した経験から学んだ3つのこと
中古バイク選びに失敗してしまった僕が学んだ、3つのことをお伝えします。
- 安すぎる中古バイクは訳ありの可能性大
- ネットではなく、店頭で自分の目で見て買うべき
- 中古バイク選びに失敗すると、新車で買う以上のお金や手間がかかる
解説していきます。
安すぎる中古バイクは訳ありの可能性大
安いものは、安い理由があります。
中古バイク業界に限らず、安く販売できる理由は主に3つあります。
- 企業努力のため安い
- 仲介業者がいないから安い
- 質が悪いから安い
僕がネットで買ったバイクは、「仲介業者がいない」「質が悪い」と言う理由で安価でした。
なぜ安いのか、その理由までしっかり考察することが大切です。
ネットではなく、店頭で確認して買うべき
中古でバイクを買うときは、ネットでなく店頭で確認しましょう。
バイクの知識がなくても、確認できるチェック事項があります。
- 内外装が汚れていないか
- エンジンをつけたときに変な音がしないか
- アクセル、ハンドル、ブレーキなどはスムーズに操作できるか
見るポイントはこのような簡単なことでいいんです。
内外装が汚れていると、絶対にメンテナンスが疎かになっています。
エンジンなど、どこか一箇所でも不調な場合も要注意。
バイクのパーツは経年劣化するので、他の場所に不調が出るのも時間の問題です。
中古バイク選びに失敗すると、新車で買う以上のお金や手間がかかる
僕は不動車を買い、手間とお金をかけ修理し、結局手放して状態のいい中古バイクを買いました。
初めから新車や信頼できる中古バイクを買えば、このようなことにはなりませんでした。
「まあ、大丈夫だろう」という根拠のない考えで、安い理由を考えるのを止めたのが原因です。
考えることを止めると、損します。
お得に上手に生きたいのなら、考え抜くしかありません。
- 信頼できるところで購入する
- エンジンをかけた動画を見せてもらう
- お金は物が届いてから払う
このような簡単なことが少しでも思いつけば、損することはなかったです。
まとめ
僕が不動車を買ってしまった経験から学べることは以下の3つです。
- 安すぎる中古バイクは訳ありの可能性大
- ネットではなく、店頭で自分で見て買うべき
- 中古バイク選びに失敗すると、新車で買う以上のお金や手間がかかる
20代だと、生まれて初めて自分だけのバイクを購入する方も多いでしょう。
そして、その買い物はおそらく、今までで最大の買い物。
ぜひ、僕の実体験から学びを得て、バイク選びを成功させてください。